白浜館は大正11年に開業した白浜温泉の老舗旅館です。 白良浜に近いので、夏は海水浴の後に温泉に入れるのがいいですね!玄関には砂を洗い流すためのシャワーが設置されていました。昭和レトロのロビーですが、とても綺麗にされていました。女湯は瑞穂の湯。ちなみに男湯は不老泉の湯。広々とした、脱衣場です。※以下、全て許可を得て撮影させていただいております。 脱衣場の中に内湯の入り口の扉があります。泉質:含硫黄ーナトリウムー塩化物泉 源泉名: 上山湯 温度:72.0℃、pH6.7
源泉はすぐそばの白浜エネルギーランドのところに湧いているそうです。無色透明ですが、若干の濁りがあるように見えました。あと、お湯の中には細かな白い湯の花が舞っていました。シャンプー類はおもろいの大好きな馬油シリーズが置いてありました♪
こちらは男湯の大浴場です。温泉成分が長い年月を掛けて岩に蓄積されて、まるで鍾乳洞の様になっていますね!こちらは女湯の露天風呂です。梅樽をそのまま使った浴槽は、紀州ならでは!梅樽温泉にもっと近づいてみると、このような緑色の紋章がありました。
こ…これは…。葵のご紋。葵のご紋というと思いだすのが、
「控え~控え~い!ここにおわす方をどなたと心得る…」という時代劇ですが、紀州名物の梅樽温泉と呼ばれるこの木樽の浴槽は、徳川の八代将軍吉宗が湯治の際に使われたそうです。浴感は少しつるつるして、あまりべたつかず成分の割には優しい印象のお湯でした。白浜館の温泉は、すべて源泉かけ流しだそうで、ほんのりと硫黄の香りに癒されました。※撮影の為バスタオルを巻いております。
白浜館
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町白良浜1379
電話:0739-43-5151
日帰り入浴14:00〜17:00
大人1000円、小人500円