それでは野沢温泉最後の記事は宿泊した宿「静泉荘」の内湯をご紹介したいと思います。お風呂は地下にあります。入浴は夜と朝と2回はいりました。脱衣場はとても狭かったです。こちらが女湯の浴槽です。こちらの源泉は近所の「奈良屋」の源泉で「奈良屋源泉」と言うそうです。で、「奈良屋源泉」はホテル住吉屋の地下で湧いているらしいのですが、住吉屋ではこの源泉を使っていないんだって。(住吉屋のお風呂のお湯は別の源泉)。住吉屋の地下で湧き、奈良屋の湯と名付けられたその源泉は、奈良屋、中むら屋旅館、静泉荘など限られた旅館でつかわれています。とにかく「奈良屋源泉」は3~4軒にしか引かれていない希少な源泉なんです。湯口がとても特徴的で、おかっぱ頭の少女が座ってお湯の出る瓶を持っていいます。 湯口から出たお湯は、木の樋を通って何故か湯船には入らず、浴槽を半周してそのまま外に流れていきます。では、湯船のお湯は!? というと、その樋からあふれた分だけが少量お風呂に落ちる仕組みです。なんでこんなに勿体ない使い方をしてるのかというと、単純に熱すぎるからのようです(汗)野沢温泉小唄♪
ハア 千曲わたればナ 野沢の出湯ヨわたり鳥さえ しらぬ鳥さえ寄るものを ヤレサノサユラユラユラリは 湯の煙 チャラチャラチャラリは 水の音ササチャラリトナ ハア 妙高戸隠ナ 燧もあれどヨさまのお国は いとし姿はどこじゃやら ヤレサノサユラユラユラリは 湯の煙 チャラチャラチャラリは 水の音ササチャラリトナ ハア たよる心はナ アケビのつるのヨ末はあまれて 可愛いお方の花籠に ヤレサノサユラユラユラリは 湯の煙 チャラチャラチャラリは 水の音ササチャラリトナ ハア おなじ咲くならナ 野沢のつつじヨ泉質:単純硫黄温泉 温度:73度 pH:7.6
白い湯の花も多く舞う無色透明な湯で硫黄臭もしっかり感じます。こちらは男湯です。男湯の大浴場には浴槽が二つもあります。(女湯の浴槽は1つだけでした。)如来像のような湯口がある主浴槽は5人サイズの大きさ。あと、もう1個の浴槽は2人サイズの小さな浴槽でした。朝から外湯も巡ってきました。宿の温泉にも入りました。もう、お腹ぺこぺこです。飲み物やパン、ジャムなどはバイキング形式で自由に選べました♪とにかく外人さんが多いです。だからなのか、宿なのに朝食は洋食だったので驚きました。ちなみにスタッフの方も外国人の方が働いておられました。パンをお代わりして、残さず全部食べました!食後はゆっくり珈琲を飲んでこの日の温泉作戦会議をしました。