岩手県は花巻市大沢温泉 湯治屋さんにやってきました。こちらのお宿は、童話作家・宮沢賢治さんが訪れたお宿として有名です。玄関。玄関脇の帳場。宿泊料金は素泊まりで、入湯税と浴衣をお借りして、4150円でした。帳場のお隣には休憩できる簡単なスペースもあるので、時間を気にせず休憩できます。 ただし、食べ物の持ち込み禁止の張り紙がありましたので、ご注意ください。売店。館内には「お食事処やはぎ」という定食屋があります。湯治屋ではその名の通り、湯治で利用し自炊をする方も多いので、広い炊事場が設けられています。食器や調理器具も豊富に備えてけられていますが、包丁だけは帳場での貸し出しとのことです。
歴史が染み込んだ室内ですね。テーブルと座布団、冷蔵庫が備え付けられています。湯治屋は基本部屋に鍵がついてません。(※何部屋かは鍵のついてる部屋もあるそうですが)ストーブや扇風機、浴衣を借りることはできますが有料です。お部屋にあるガスは有料で、10円で8分間使用できます。お鍋なんかするときは便利ですよね!古い木造のいい雰囲気の廊下ですよね。館内は迷路のようになっていて迷子になりそうでした。まず最初にご紹介するのはこちら。山水閣にある「豊沢の湯」です。ここの浴室にだけ、シャワーがあるんですよ。豊沢の湯は、川に向かって開放されている岩づくりの半露天風呂です。豊沢の湯は浴槽が大きいので、かけ流しと循環を併用しているそうです。
泉質:アルカリ単純泉 温度:51.3℃川の流れを眺めながらお湯に浸かっているだけで、至福の時間が過ぎていきます。次にご紹介する温泉はこちら、大浴場「薬師の湯」です。洗い場にはシャワーはなくて、リンスインシャンプーとボディーソープが備え付けられていました。泉質はアルカリ性単純泉で、源泉かけ流し。レトロなタイル張りの浴室には大小ふたつの湯舟があって、手前が「あつめ」で奥が「ぬるめ」。お次は、薬師の湯と隣接する「かわべの湯」。こちらは女性専用露天風呂です。洗い場はなく、湯舟だけの露天風呂でした。男性の目を気にせず豊沢川を眺めながら湯浴みを楽しみたい。という女性の声から生まれたのが、 女性用露天風呂「かわべの湯」なんだそう。確かに目の前に豊沢川が流れていました。それでは最後に、大沢温泉の名物混浴露天風呂「大沢の湯」をご紹介しましょう。 豊沢川を眺めながら湯浴みを楽しむことができる混浴露天風呂「大沢の湯」はシャンプー、石鹸は使用禁止です。女性専用脱衣所は設けられてるものの、大沢の湯はタオル巻きや、湯あみ着の着用は禁止です。しかも、お湯は無色透明で、近くの橋や、川を挟んで向かいに建つ「菊水館」から丸見えなので、女性にはかなりハードルが高い露天風呂です。あと、 女性専用時間が設けられてはいるものの、20:00~21:00の1時間のみで、 夜なので景色を楽しむことはできません。ということで、早朝夜明けとともに誰も居ない混浴露天風呂を楽しむことが出来ました♪
湯治屋
電話: 0198-25-2315