同じお湯なのに色が違う温泉！「遠賀川温泉」が無期限休業！？

昨日、福岡県遠賀郡遠賀町にある「遠賀川温泉」に行ってきました。営業は１２月２８日までで、以後休業ということで今回無理やり立ち寄りました。温泉休業について

令和5年12月8日遠賀川温泉

小泉総理の退職後の起業を叫ばれた頃の平成 13 年に開店し今年で 23年になりました。その間皆様方の暖かいご支援とご厚情により大過なく終わりを告げる事になりましたが残念ながら最近思いもよらぬ出来事が起こり覇気をそがれ意欲が低減し暫く休養を考えました。

今後温泉が営業できるか不透明ですが再開できる事を願っています。今後も遠賀川温泉のホームページに情報を掲載しますので見てください。

最近庶民経済情勢の悪い中、皆様方の日常生活と健康に留意しながら幸せな日々を送ってください。

23年間本当に有難うございました。敬具券売機で入浴券を購入し受付で渡します。九州温泉道の加盟店でもありますのでしっかりスタンプも押してもらいました。入浴料：大人800円小人500円脱衣所のコインロッカーは１０円でした。じゃ～ん！見てください、このお湯の色を！まっ茶というより、赤いですよね。この手のお湯は結構見てきましたがその中でもダントツ濃いですねぇ。お湯は掛け循併用で、溢れた分だけ新しいお湯が供給されるようになってるとのことでした。

泉質含鉄・ナトリウム・カルシウムー塩化物泉　温度：１８．4℃　ｐH：6.5ちなみにこちらは男湯ですが、光の関係なのか更に赤く見えますね。お湯は舐めるとしょっぱくて塩分を多く含む温泉で、浴槽内の温度はそんなに熱くなく適温でしたが、塩と鉄のせいなのかとにかく良く温まるお湯でした。湯舟の底には鉄分が溜まってるらしく、上がるとお尻が真っ赤になりますよ～（笑）遠賀川温泉には、露天風呂もあります。内湯と露天風呂の色が違うことは噂に聞いていましたし、そこが遠賀川温泉のおもろいとこなのでずっと前から来てみたかったんですが、休業前になってやっと来れました。で、色が違う理由は鉄分を取り除いてるからみたいです。再び、じゃ～ん！こちらが露天風呂の浴槽です。ほら、露天風呂のお湯はこの通り透明です。誰だってこの色を見たら違う源泉では？って思うでしょうね、でもね、実は露天風呂も内湯も同じ源泉なんですよ。種明かしとしては、特殊な方法で鉄分だけを抜いてるそうです。入浴後ご主人にどうやって鉄分だけを抜くのか聞いてみたんですが、長年鉄の会社に勤めておられたご主人が考えた企業秘密とのことで教えてもらえませんでした（笑）露天風呂は温めのお湯で内湯と交互入浴するといいと地元のお母さんがおっしゃってました。