朝6時になりました。朝風呂です。まずは露天風呂から。誰も居ない露天風呂でまったり。今度は女湯内湯。浴室の扉を開けると昔ながらのコンクリート剥き出し。床はタイル。壁画には地元で有名な、ハイビスカスと菜の花と開聞岳が描かれていました。こちらの娘さんが描かれたそうですよ。泉質: アルカリ性単純温泉 泉温 :91.6℃ ph:8.6こちらは男湯の内湯。こちらもご当地ネタ、芋焼酎とサツマイモにカツオの絵が描かれていますね♪朝のお散歩です。宿の裏手の空き地にヤギが居ました。草刈りをしなくていいように近所の人が飼ってるんだとか。
温泉に浸かった後はちょっとお散歩です。鹿児島の顔といえば,西郷さん。温泉好きだった西郷さんは鰻温泉を特に愛したとのこと。明治6(1873)年、朝鮮への使節派遣を巡る論争に敗れた西郷隆盛は、新政府の参議職を辞めて鹿児島に戻った後、約1カ月間滞在したのが、指宿市山川の鰻温泉らしいです。西郷隆盛がうなぎ温泉の湯治場に
した場所(うなぎ湖畔の真ん前)に、記念碑と西郷隆盛の銅像が建っています。鰻地区では噴出する温泉蒸気を使ったスメ(巣目)と呼ばれるかまどで野菜を蒸したりして、毎日のお料理に利用しています。 スメで作った蒸し玉子は普通のゆで卵より濃厚な味がするとのことで、冷めてもおいしいので鰻温泉の名物で売られていますが、宿のご主人にお願いして持参の玉子を前の晩からずっと朝まで蒸し続けて、温泉の味を濃厚に沁みつかせた温泉玉子を作ってもらいました。朝風呂に入ってお腹も空いたところで朝ご飯です。こちらは、昨晩からずっとスメに入れっぱなしで作った温泉玉子です。触れない程アツアツの玉子をご主人がテーブルまで運んできてくれました。茶色いのがスメに入れっぱなしで作った温泉玉子、白いのが宿が短時間でスメで蒸しあげた温泉玉子です。割った瞬間茶色い温泉玉子からは温泉の香りがぷ~んとしました♪スメに入れっぱなしで作った温泉玉子は食べるとくんせいのような味がしました。
うなぎ湖畔
住所:鹿児島県指宿市山川成川6526
TEL:0993-34-1954