電話もつながらないし、廃業が噂されてましたので確認しにやってきました。こちらは和歌山県は勝浦にあります「夏山温泉 もみじや旅館」さんです。ちなみにこちらは以前来た時の写真です。こちらが今回の写真。おや?やはり廃業したのでしょうか?「もみじや」の看板が取り外されていますね。
とりあえず、中に入ってみましょう!引き戸を開けると相変わらずレトロ感たっぷりの佇まいです。「すみませ~ん!日帰り入浴お願いしたいんですが…」中に入ると、おとうさんがぽつりとひとり大音量でテレビを見ておられました。なので何度も呼んだのに聞こえなかったのですね!
おとうさんに聞くと、ご主人も女将さんも亡くなってしまわれたんだとか。で、ここで以前料理人として働いておられたおとうさんが、地元の方たちにお願いされて「もみじや旅館」さんの温泉をやってくれてるそう。よかった~ここでおとうさんに300円を支払います。入浴料は以前と変わらず300円でした。階段を下り、細長い廊下を進むと浴室です。まずは、誰も居なかったので男湯から。浴槽がただ一つあるだけのシンプルな浴室です。曲線の浴槽とタイル張り、そしてちょっと岩風呂チックなのがいいですね。大きさは4人くらい入れるサイズですが女湯の倍くらいはあります。湯口はドバドバ~ 泉質:単純硫黄泉
それでは今度は女湯です。男性用浴室よりもさらに小さい女性用浴室。男湯と同じく曲線の浴槽でタイルは薄ピンクで統一されていて、可愛い空間です湯口のお湯を飲泉してみましたが、硫黄の香りのする飲みやすいお湯でがぶがぶ飲めてしまう。そんなお湯でした。写真では分かりにくいのですが、ほんまにどっばどっば、じゃっばじゃば、湯舟からお湯が溢れています。
お湯は少し肌がつるつるするやさしいアルカリ性の湯で、微硫黄臭が特徴的です。40℃くらいかな?ヌル目の適温でした。
夏山温泉 もみじや
電話:(※電話は通じません)
立ち寄り湯 午後からおとうさんが準備出来次第~19:00 300円