車酔いでふらふらになりながらも、やっとここまでたどり着きました。
吊り橋を渡ると、いよいよ姥湯温泉桝形屋。
枡形屋は、こんな場所によくぞと思うような秘境に建つ一軒宿です。 姥湯温泉は室町時代の後期、天文2年(1533)に発見されたといわれ、以後470年もの歴史をもつ温泉です。枡形屋は4月から11月の雪のないシーズンのみしか営業していない宿です。ここで立ち寄り湯600円をお支払いします。
残念ながら内湯は宿泊者のみなので露天風呂に直行します。 まずは女性専用露天風呂から。5人も入ればいっぱいのこの大きさがちょうどいいんです。次は薬師の湯 。この日はお天気がイマイチにもかかわらず、乳白色のブルーの色が綺麗ですよね ~ 泉質:単純酸性硫黄温泉 :温度 51℃ PH:2.4枡形屋の裏側には地獄の源泉地帯があり、噴出しているのは6箇所もあるそうです。そのうちの1つを枡形屋へ引き、後の残りは川へ流しているんだそう。
何とも、もったいないお話ですよねぇ。 お湯は、少しぬる目で硫黄臭がして、細かな湯の花がちらちらとあって、ピリピリせず柔らかいお湯でした。あと、舐めると酸っぱい味がしました。 ここは、 特に景観が素晴らしい温泉です。大きな岩山を眺めながら入る温泉は最高でした! 最後に、最初にアップした橋の手前にこんなものがありました。 ここは秘湯過ぎる宿。お客さんの荷物や宿の資材はロープウェイのような架線で運ぶのです。。。
今も現役なのかなぁ。秘湯過ぎる温泉宿って、素晴らしいです。
立ち寄り湯
時間:9:30~15:30
料金:大人 600円
姥湯温泉 桝形屋
住所:山形県米沢市大沢姥湯1
TEL.090-7797-5934