皆さん！畑の中のこの炭酸泉はもしかしたらインターネット初公開かも？野湯業界ではきっと、スクープ記事だと思います（笑）
畑の中から数か所、このようにボコボコ炭酸泉が湧き出ています。畑のおじさんに聞いたら、1年ちょっと前から急に湧きだしたんだそう。舐めて見ると、鉄の味、炭酸のシュワシュワ。前の畑の湧出場所が1か所無くなっていたのでここに出てきたのかも。
上の畑のすぐ近くにこのような門があります。で、この門の主柱ですがボンベをかたどった飾りをしてるでしょ？ 実はここはある工場の跡だったんです。昔はこの辺りの川沿いに冷泉が自然湧出していて湧出した炭酸泉から炭酸だけを利用してドライアイスを作っていた工場がありました。
この門柱に埋まっているボンベの飾りには、『ヒラノ』と刻印されています。マニアックなお話なので温泉マニアにしか分からないかも。
更に、門からほど近くにおしっこの湯があります。冬だからそう感じるのか、この辺りの他の湧出してるとこよりちょっと温いです。苦くて鉄味、塩味、炭酸の味、シュワシュワを感じました。
足だけ浸けてみました。ドロドロになってもいいから浸かってみたいなぁ。で、なぜおしっこの湯と名付けたかって？おしっこが出てるように見えるからですよ～（笑）
おしっこの湯から車で数分。このような竹藪の中に炭酸井戸があります。数年ぶりに井戸を見に行ってみることにしました。
良かった♪今も枯れず出てましたね！でも、昔は透明の炭酸井戸だったのに、数年前からこのように泥が一緒に吹き出てるようです。
こちらが前回来た時の様子。
最後にこの写真は７，８年前にこの井戸に初めて行った時。昔はこの井戸から冷泉を引いてお風呂を沸かしてたんだとか。今はこの井戸の持ち主の方はもう亡くなられて、息子さんは大阪市内に住んでおられるのでめったに来られないので井戸は放置状態です。
