篭坊温泉にやってきました。3年連続秋になるとここに来ていますが、やり残したことがあり再訪問しました。やり残したことというのは、籠坊温泉でちゃんと入浴できる温泉に入浴して皆様にご紹介することです。この橋を渡ると浪花館です。籠坊温泉浪花館こちらの旅館で土日のみ日帰り入浴を受け付けてるとのことで訪問しました。立派な玄関ですね!フロントでご主人に、日帰り入浴料1人千円をお支払いしました。左の奥に温泉があります。それにしても立派な置物?だこと。土日のみ日帰り入浴をされています。ぼたん鍋付き日帰り入浴はおひとり様7000円「源平湯」とありますが、昔平家の落武者が入った温泉とされているそうです。浴室には大きな内湯の湯舟が一つのみ。湧出量0.3ℓ/分なので循環です。薄濁りのお湯ですが、これだけ濁っているのに成分が規定量に満たなく規定泉です。源泉は籠坊2号源泉。広場のあの源泉ではなく、自家源泉とのこと。薄く茶色の色が付いてるのが良かったです。塩辛くはなく炭酸泉だけど加温してるので泡付きはナシ。加水しているらしいですが、10%未満とのこと。循環してるらしいですけど、加温の為らしいですお湯に特に浴感はないものの、誰も入ってないからなのか悪い印象はなかったです。
籠坊温泉 旅館 浪花館
電話:079-556-3148こちらは篭坊温泉の源泉小屋の前に石碑があります。この源泉は、明治40年に発売された平野シャンペンサイダー(現三ツ矢サイダー)の需要が急増したため大正12年この地から新しく源泉を掘削して湧き出た鉱泉から捕集して三ツ矢サイダーの炭酸ガスとして昭和41年まで使われていたそうです。湯小屋の中の源泉井戸の様子です。炭酸ガスの温泉がボコボコと湧いています。湯の壺さんがこちらの源泉を引いて温泉に使用されているようです。源泉井戸の裏手の河原には野湯があります。
1辺が1.5mほどの三角形のコンクリートに囲まれた中には、冷泉が湧いています。
少し手を浸けてみると、つめた~~~~~い!!
それもそのはずここは冷泉なので源泉温度が9~12℃しかありません。こちらは昨年の秋撮影した画像です。この写真が今年の11月のA4カレンダーに採用されています。