ずっと前から行きたかった豊富温泉。北海道には何度か訪問してるのですが、豊富温泉に行くにはあまりにも遠すぎて、ずっと行けないでいました。で、今回やっと行けることになったのですが、新千歳空港から野湯2か所に行こうとしたので更に遠くなってしまいました。なので身動き取れす、仕方なく泊まるのをやめて一晩中車を走らせ(途中車で仮眠)早朝たどりつきました。まず最初にやってきたのは豊富温泉ふれあいセンターです。こちらは、町営の温泉入浴施設です。開店は10時からですが、町役場の方と取材のお約束をしてましたので、開店前に訪問させていただきました。※取材の後、入浴料をお支払いし入浴させていただきました。
入浴券 は 大人(中学生以上):510円 子供(小学生):250円 65歳以上:300円
まずは券売機で入浴券を購入し受付に入浴券をお渡しします。豊富温泉ふれあいセンターには一般客用の浴場と、湯治湯があります。で、今回取材のお約束をしていたのはの湯治湯の方です。のれんの横に38~39℃と書いてありますが、湯治の方が長く入浴できるよう温度を低く設定しているそうです。ちなみに、一般浴場は40~41℃に設定されているようです。脱衣場。いきなりですが、じゃ~ん!こちらが豊富温泉ふれあいセンターの男湯の浴槽です。浴室に入るや否や石油の匂いが浴室内に充満していました。というのも、豊富温泉は石油のボーリング中に発見されたそうで、温泉にはたくさん油分が含まれていて、アトピーなどの皮膚病の方に評判なんだそう。
今回、なぜおもろいは役場に取材を依頼したかというと、このオイルフェンスが見たかったから。このオイルフェンスは男湯のみに設置されていて女湯には無いことを知り、是非ともこの目で見て湯舟を撮影し、皆さんにもお伝えしたいと思ったからなんです。フェンスの中にはオイルがいっぱいでしたよ~
泉質:含ヨウ素ーナトリウムー塩化物温泉 湧出温度 34.2° PH 7.5 が源泉かけ流しにされています。温泉は、ヌルヌルする浴感です。取材の後もちろん入浴もしたのですが、朝一番のオイルはとても貴重なんです。 湯治で来ておられる常連さん達は油膜を桶にすくってキープして、その油膜をお湯に浸かりながら幹部に少しづつ塗っておられました。でね、豊富温泉は「温泉利用型健康増進施設」に認定されているそうです。温泉利用型健康増進認定施設を利用して温泉療養を行った場合、一定の要件を満たせば施設の利用料金、施設までの交通費など所得税の医療費控除を受けることができるそうです。浴槽は左右に1つずつあって、こちらの浴槽には油は少なめです。上がり湯に良さそうですね!
それでは、恒例のおもろいタオルでハイポーズ♪で、こちらは女湯です。女湯にオイルフェンスはなかったけど、もちろんお湯は男湯と同じです。舐めてみると塩辛くて、お湯に浸かるとお肌に油が張り付きツルツルというか、ベタベタになりました!でも、なぜか湯上りはしっとりサラサラに♪あとね、強烈なのは油臭。次のお湯に浸かった後も油臭は体に沁みついたままでした。
豊富町ふれあいセンター
電話: 0162-82-1777
営業時間:10:00~21:00(受付/20:30まで)
定休日:火曜日 その他臨時休業あり