おもろいは7年ほど前にここに来たことがありました。なので、「湯谷温泉私設バス停」の 小さな白い小屋は見覚えのある景色です。「私設バス停」横の坂を下って行きます。 右側には湯谷亭さんがあります。坂道を下って行くと、鄙びたというと失礼ですが、趣きのある一軒宿がひっそりと佇んでいます。昔は宿泊もしていたそうですが、現在は日帰り専門の施設になっています。何もかもが古い中、この看板だけが新しいです✨以前来た時は料金箱にお金を入れて入浴しましたが、今回は女将さんがおられたので直接入浴料の500円をお渡ししました。玄関から浴場までは、まずは風情あり過ぎる長~い廊下を進みます。浴場へ行く途中、階段の手前にある窓からは庄川と国の登録有形文化財の「小牧ダム」が見えます。木造の階段を下って行きます。青いビニールシートで覆われている浴場の屋根などは・・・ 2004(平成16)年の台風23号の水害で被害に遭った部分を補修しているとのことです。こちらが、浴室の入口です。壁の塗装が剥げていますね!アコーディオン状の扉を開けて階段を数段下ると脱衣室がありますドアを開けると、見下ろす感じで階段の下に湯舟が見えます。浴室内にはシャワーもカランも無くて、洗い場自体が存在しません。それどころか、洗い場は水浸しというかほとんど水没しています。女湯と男湯は繋がっていて、湯口は筒形で上下に動く可動式でシーソーのようになってます。なので、女湯側でお湯が出ているときは男湯では出ていません。泉質:ナトリウム-カルシウム・塩化物泉 温度:39.4℃お湯に浸かってしばらくすると、全身にびっちり細かい泡 が付いてることに気づきました。鄙びた過ぎた温泉宿、好きな方も苦手な方も居るかと思いますがお湯は絶品!おもろいはこういう温泉大好物です!帰りがけ、女将さんに「お湯の温度以前より少し上がったような気がします」とお話したら、「よく気づきましたね!」と言われました。
湯谷温泉旅館
電話0763-82-0646
入浴料 :500円
営業時間:朝9時~夕方5時まで
木曜日定休