いきなりですが、ここは三ツ矢サイダー発祥の地と言われています。この塔の下に貼ってあった看板の内容を以下に引用します。
天然ガスを採取するために源泉を吸い上げ、これを噴霧状にし四段の濾過槽を通して収集しガスタンクに入れ、圧力を加え、液化してボンベに充填しました。この炭酸ガスは三ツ矢サイダーの製造に使われました。この塔は長い間平野のシンボルとして親しまれてきたもので、現在の塔は2001年(平成13年)移設復元したものです。塔の下にはこんな小屋があります。明治17年に、鉱泉を利用した日本で最初の清涼飲料水の製造工場が誕生し、「平野水」が発売されました。向かって左にあるのは、その源泉井戸だそうです。残念ながら現在は中の湧出する温泉を見ることはできませんが、この下の川面を見ると今も炭酸泉が湧いているのが気泡で解ります。どうでしょうか?望遠にして撮影してみました。写真の右下の気泡、分かりますか?これが三ツ矢サイダーの原点です(笑)この階段を登って行くと・・・こちらは三ツ矢記念館です。見学に訪れる方も少ないのか長い間閉まってる感じでした。HPにも紹介されています。「旧三ツ矢記念館」「源泉地室」が「三ツ矢サイダー」発祥の地である兵庫県川西市の〝文化遺産〟第一号に認定|ニュースリリース 2019年|会社情報|アサヒ飲料
塔の裏手に祭られた祭壇に手を合わすおもろいです。以前来た時祭壇には、三ツ矢サイダーが供えられていたのに、今回は敵会社のジョージアが供えられていました(笑)