渋・辰野館は創業から100年を数える奥蓼科の温泉宿は由緒ある和風旅館の趣です。戦国時代には、武田信玄が戦で傷ついた重臣や軍馬を密かに湯治させた、信玄の隠し湯だったんだって。
日帰り入浴を受け付けてくれているのですが、大人料金でナント1500円!
高いなぁと思いながら支払いましたが、後でこの値段に納得しました。※現在は1650円だそうです。
思わず鹿の剥製とツーショットしたのはいいんだけど、毒が塗ってあると聞いて、慌てて毒を洗いに行くおもろいなのでした(笑)
暖かな丸いシャンデリア風の照明がいくつもぶら下がり温かい雰囲気がしました。
それでは期待に胸を膨らませ、早速入浴です。
大浴場の「展墓の湯」は身体を洗う目的の為にあります。というのも、ここは三か所ある浴室の中で唯一カランのある浴室なんです。そうです、他の2か所は体を洗うことが出来ないんです。で、ここに満たされてるお湯は信玄の薬湯ではなくただの白湯なのでした。この中で絶対おすすめしたいお湯が、「信玄の薬湯」です。
それでは「信玄の薬湯」に入浴してみます。
扉を開けた瞬間、浴室内は硫黄の香りでいっぱいでした。「信玄の薬湯」は内湯のみで、冷泉湯船と加温湯船があります。手前の湯船が冷泉の湯船。新鮮だからこそ白濁していません。舐めると酸っぱいです。
当たり前かも知れませんが18度前後の源泉って、めちゃ冷たいんですよね~
(※心臓の弱い人はダメって書いてあります)
まずは足だけ浸かりますが冷た~い!
気合を入れて息を止めて一気に入りましたがこのあと、温かい湯船に入ると毛細血管が刺激されピリピリしてきました。
そして、次の温泉に行っても次の日になっても、その次の日になってもず~っと体から硫黄の香りが抜けませんでした。加温湯船は、40度前後に加温されています。
泉質:単純酸性冷鉱泉 泉温 21.2℃ Ph 2.71こちらは。「森の温泉」です。外には露天風呂があります。
渋・辰野館
住所:長野県茅野市豊平4734
TEL:0266-67-2128
日帰り入浴
時間 11:00~18:00