お父さんの温泉「博士の湯」（はくしのゆ）

この記事は前のブログのお引越し記事です。こちらは、兵庫県豊岡市にある「おとうさん」のご自宅です。写真のとおりお父さんは脳梗塞の後遺症でお体が不自由です。そんなお父さんの夢の懸け橋になりたくて、

おもろいはブログ仲間の「きょろさん」と神戸新聞の秋山さん」にご同行いただき、おとうさんに会いに来ました。

この写真は、お父さんが16年ほど前にお仲間と掘り当てられた温泉なんですよ～

この温泉は当初、老人福祉施設などに役立てたいと計画されていたそう。でも、色んな出来事や障害があってその計画は実現できず、そのうちお父さんも脳梗塞で倒れられ、残念ながらこの温泉は、現在利用されることなく放置されているそうです。

ご自宅にお邪魔した後、車で数十分の源泉地に案内してもらいました！

横を歩いていらっしゃるのはお父さんの娘さんです。それから、車いすを押しているのは湯友のきょろさん。きょろさんは医療従事者なので、安心してお任せすることが出来ました。じゃ～ん！これがお父さんの温泉「博士の湯」です。向かって左が温泉のポンプ小屋、右が湯小屋です。お父さんが元気だった頃

廃材を利用してしかもお父さんの手作りで建てられた小屋なんだそうです。

湯小屋の中は岩に囲まれた長方形の浴槽があり、

石段を登っていくと少し高い所にかま風呂があります。

こちらがその「かま風呂」です。

面白いのがこのかま風呂、ちょうどこの湯小屋を建設中だった当時、

近くの取り壊し解体中だった給食センターのかまを貰ったんだって～

「湯小屋」といいこの「かま風呂」といい、上手く有効利用してますよねぇ！湯小屋の中を調べてみました。長い間放置されていたのでこの湯小屋の発電機のバッテリーの充電がとっくに切れて使えなくなっていました。

なので1500ｍ掘られた39℃の良質のお湯は汲み上げ出来ませんでした

でもね、少しですがオーバーフローした源泉が染み出ていました。

湯小屋の中のオーバーフロー水を少しずつ汲んでタンクに溜めてお父さんとかわいいお孫さんとで触ってみました♪私も源泉を触らせて頂きましたが、無色透明ですが硫黄の香りがしてしかも後ですべすべになるような良質の源泉でした。オーバーフロー水だから冷たいけど、源泉温度は３９度もあります♪

お父さんの夢･･･

それは「博士の湯」を世の中に役立てること。。。

 

お父さんの温泉「博士の湯」（はくしのゆ） の記事が6月8日(水）神戸新聞の記事に載りました！

おもろいはその後おとうさんの温泉をなんとか元のように入れるよう、お手伝いをしようと色々やってみたのですが、思わぬ横やりが入りダメになってしまいました（泣）

世の中の嫉妬や欲など色々汚いものも見えた瞬間でした。