奥津温泉にやってきました。以前は温泉街を 津山市や倉吉市へ行く車が沢山通っていましたが、今はバイパスができたせいで奥津温泉街はすっかりさびれてしまいました。この足踏み洗濯洗濯のお人形の看板を設置してもらうのにあたって、凄く苦労をしたと東和楼の女将さんに聞いたことあります。それにしても、この看板のおかげで迷わず温泉街に行けますね!温泉街には、奥津荘・東和楼・河鹿園と3つの旅館が並んでいます。こちらが池田屋河鹿園さんです。以前は河鹿園でしたが 一旦閉館しましたが池田屋河鹿園として再オープンしました♪こちらは取材で一度お邪魔したことがあります。
奥津荘さんは 国登録有形文化財の宿で足元湧出の源泉掛け流しの温泉で棟方志功ゆかりの宿です。夜の8時に鍵湯と立ち湯の男女が変わるのですが、日帰りの女湯はずっと立湯なので、泊まらないと有名な「鍵湯」には入れないんですよねぇ。という訳で「河鹿荘」「池田屋河鹿園」間に同じく源泉掛け流しの宿 「東和楼(とうわろう)」があります。 東和楼の創業は昭和3年、木造3階建て、 僅か10室の素朴な温泉旅館です。今回はこちらにお邪魔しました。
日帰り入浴料は800円。こちらでお支払いします。浴室は地下にあります。階段を降りるとそこには漆喰で塗り固められたトンネルがあります。このようなトンネルは四万温泉「積善館」や那須湯本温泉「雲海閣」にもありました。
トンネルをくぐり抜けた突き当たりには名物「天然岩風呂」があります。男湯と書いてますが、女湯は壊れてるので男湯に入浴させてもらいました。
じゃ~ん!こちらが岩風呂です。風情というか、とても趣がありますね!東和楼の男湯の源泉は湯船の真下にあって、足元から温泉が湧き出ています。浴槽の底は天然の岩で吉野川の一部だそう。昔おもろいがこちらにお邪魔した時は、浴槽の岩の隙間から、時折気泡と伴に温めの温泉が湧き出していたのだけど、今回行ってカメラをお湯にくぐらせて浸かってみると、お湯はパイプから出ていました。まぁ。ここがメインの湯口でここ以外からも自然湧出してたのかも。浴槽が小さいので湯量がとっても多く感じます。浴槽の縁から床のタイルにどんどんオーバーフローしていて、もったいない位にあふれては流れていきます。浴槽はは結構深くておもろいで胸よりちょっと下くらいの深さがありました。
お湯はめちゃ柔らかくて、適温で身体がお湯に包まれている感覚がしました。こちらは家族湯。見学だけさせてもらいました。お湯はポンプアップしてるそうです。
東和楼
電話:0868-52-0031
営業時間(日帰り):10:00-15:00