ここにはかつて「平野温泉」という入浴施設がありました。幽霊屋敷同然の廃墟となってましたが、今もまだ残っています。近づいてみるとドアが開いていました。暗くて恐~いなんだか、幽霊が出てきそうな雰囲気です。幽霊屋敷の下には源泉が流れている場所があります。こちらは以前の写真ですが、辺りには風に乗って、硫黄臭がただよい、周囲一帯は抽出物や金気が付着して黄色く変色しています。それがね、先日行ってみたら湯口からは1滴もお湯が出てなかったんですよ。以前もこの源泉が出ていないことがあって、すぐ北の山の第二名神のトンネルの工事の影響で止まったのか?みたいな議論をしたことがありました。こちらは以前、この温泉が勢いよく出ていた時の写真です。触れてみると生暖かい感じがしました。舐めてみると塩味と弱い炭酸、金気が感じられました。
温度を測ってみるとなんと、25.7度!
これだけで温泉の定義である、源泉温度が25℃以上であることをクリアーしていました。ちなみにphは6.5。平野温泉の泉質を調べてみると、
「含重曹弱食塩泉 」(低張泉)で源泉温度は27.1度だそうです。これは数日前の湯口の写真ですがほら、見てください!温泉が1滴も出てないんですよ(泣)それにしても、この湯口悩ましい形をしていますねぇ(汗)
で、こちらはここに最初に来た時の写真です。この時は配管から溢れ出る温泉を浴びました。手で触るよりこうして浴びたり溜めて入るほうがずっといいですよ!
(マイ浴槽に溜めて入った写真もあったのにどこかにいってしまいました)湯口から温泉が出ないようになってしまったせいなのか、至る所から温泉が噴き出していました。皆さんご存知の横の出てるところの湯量も増えていました。
それにしても、温泉マニアにとってここが出なくなってしまった事実はめちゃくちゃショックです!いつかまたお湯が復活することを心から祈っています。気になって、数日後また行ってみました!な、ナンと!出ていました!
よかったぁ。