ここは「信田の森(しのだのもり)」と呼ばれている所です。伝説によると「安倍保名という人物が和泉國信太の森で白狐を助け、その際に保名が受けた傷を葛の葉と名乗る女性が介抱し、白狐が葛葉という美女に姿を変え保名に嫁ぎ、その間に生まれた童子が後の陰陽師、安倍晴明」
晴明5歳の時に保名に葛の葉の正体が白狐であったとばれてしまい葛の葉は森へと帰る…というお話。
その「信田(信太)の森」伝説がこの地に伝わってます。
この信太森の前には冷泉があり、かつて保名が葛葉とともに湯治に訪れ、
ここで最後を迎えたらしい。。。この写真は4年前の写真です。当時知り合った 谷さんがこの場所まで案内してくださって、この辺りで農作業をしてらっしゃる方に声をかけて下さいました。
(偶然ではなく、実はお知り合いだったとか)
この方は信田(信太)の森のお世話をしてくださってる方なんですって。
で、私たちにこの冷泉について色々教えてくださいました。
そのお話の1つに、ここの冷泉には塩気があって傷にしみるので、塩気を抜いて湯治にあたったことから、「しおぬき」田、塩谷と言われる語源になったということです。そんなこんなで、今回山空海でたまたまこのワンちゃんの飼い主の方がひょんなことでこの冷泉の所有者だと分かり、特別に許可を頂いて再び冷泉を見学させて頂くことになりました。今も ありました!これが源泉井戸です!!
この井戸は草に埋まっていて教えてもらわなきゃ分かりっこない場所にありました。 汲みあげると硫黄の香りがしました。この冷泉に出会うのは4年ぶりです。
昔はこの冷泉で入浴したそうです。そんなこんなで、 皆さんこの温泉買ってみませんか?(笑)