タイミングを失い4月に宿泊した 寒の地獄温泉のアップが遅れてしまいましたが、今回やっと記事にしたいと思います。マイカー舟遊®(しゅうゆう)プランで鹿児島志布志~別府の旅をしていたおもろいですが、別府に行く手前一人で「寒の地獄温泉」に泊まりました♪4月なのに雪景色。こんなこと珍しいので写真は翌朝撮影した雪景色でご紹介したいと思います。で、一人だったのでほとんどおもろい自身の写真が無いのですがご了承くださいね~まず最初にちょっとした情報を皆さんにお伝えしたいと思います。
寒の地獄温泉では摂氏14度の冷鉱泉を薪で沸かしてしているので薪の準備は年間で200トン前後になるそうです。
そんな薪の準備をなんと!旅館に泊っているお客さんに薪割りを手伝ってもらうおもろいプランがあるんですよ~
http://www.489.jp/rg/vroom2/list4.php?smem_id=783&op_id=12
女将にこのプランを利用して実際割引になった方はいらっしゃるのか聞いてみたところ山口県から来られたあるご夫婦は7時に自宅を出られ10時から作業をされたそうです。
ご夫婦ともツナギの作業着を着てこられ準備万端!(笑)
ご夫婦の掛け合いもばっちりで作業分担もしっかりされて、なんと!!1日で7台分の薪を割って運ばれたそうです!!
1台あたり2,160円の御値引をさせていただくとのことで
1泊2食14,000円/人 → 7000円/人となり通常の半額料金で泊まられたそうです(笑)敷地内を流れる温泉川。毎分2160Lも湧出する硫黄の香りのする冷泉です。
川の底は湯花で真っ白でした。駐車場から30mほど歩くと、庭の中に民芸調の建物が現れます。こちらの玄関がフロントのあるところです。秘湯の会の提灯の文字が向こうを向いちゃってますね!
そうです、ここは秘湯を守る会の会員の宿なんですよ~
今更ながら秘湯を守る会の説明をさせていただきますと・・・
秘湯の会会員宿へ宿泊すると、スタンプを1個捺印してもらえます。有効期限内に10軒泊まり、スタンプが10個集まると、スタンプ帳に捺印した中から、思い出の宿に1泊無料ご招待してもらえるというご褒美があるんですよ~
でも、このスタンプあんまりお泊りしないおもろいなのでなかなか貯まりません。
今年の10月までに10個貯めないと無効になっちゃうんですが、今何個溜まってるかは秘密です(笑)おもろいは新館に泊まりました。なぜって、るるぶトラベルでキャンペーンしてて普段なら本館より新館の方が高いのですが新館が安かったんです。もともと標高が高いので涼しいエリアなのですが、この期間限定の「冷泉」(7月~9月の間だけ入れる)はなんと14℃!その冷泉ですが今の時期は誰も入れません。見学だけです。【入浴方法】
最初の1~2分間は大変冷たく皮膚に刺激を感じますが、これは含有薬分の関係ですから3分くらい経ちますと刺激を感じなくなります。それからは各自の体力と忍耐で入浴時間はまちまちですが、ある程度時間が経ちますと中で震えが始まりますので、その時浴槽から上がり、身体を拭かないで別室の暖房室(ストーブ)で充分あぶりこみ暖をとってください。これは医学的にも大変効果のある療養法だといわれております。ということで、こちらが別室にあるストーブです。ストーブにあたってるようなジェスチャーをしていますが火はついていません(笑)
冷泉に入り、凍えたところをこのドラム缶のストーブで炙りこんで乾いたら
また冷泉…という入浴方法がこの寒の地獄の伝統的な特徴なんです。
夏になったら再訪問し、是非この冷泉に入ってみたいと思います。この日はほとんど貸し切り状態で静けさの中お湯でゆっくり癒されて、いよいよお食事です。朝食、夕食とも1階の食事処で食べますが、食事処内はスリッパを脱ぐので靴下や足袋が必要なんですが、お部屋に新品の足袋が用意されています。
前菜:馬鈴薯鮪酒盗添え、いぶりがっことナッツのクリームチーズ和え、茹で落花生、オマール味噌クラッカー、炙り鴨・白トリュフの香り、馬肉辛子酢味噌和え、紅鱒昆布締めなめろう、炙りへしこ、貝柱と干椎茸のアヒージョ、煎り銀杏、日田産鰻骨煎餅
飲み比べセットを頼んでみました。気になったのでタクシードライバーって名前のお酒を選んでみました。「タクシードライバー」 岩手県喜久盛酒造の日本酒で、日本酒ファンや著名人の間で注目されているお酒なんだそう。地元の飯米「かけはし」で造られたお酒で力強く豊かな味わいです。冷より燗の方が合うかも。
溶岩焼
白いご飯もありましたが、食べきれないのでお断りしてお蕎麦をいただきました。この後デザートまで美味しくいただきました。
住所: 大分県玖珠郡九重町田野257
TEL:0973-79-2124
1人の予約は平日可(宿泊料は1080円増し)。