なぞちゃんが逝ってしまってからもう、2年。以下の文章は2年前のなぞちゃんのお誕生日に送ったメッセージです。
「なぞちゃんお誕生日おめでとうございます!」ホントだったら、今日は美味しいもの食べに行ってただろうなぁ。
おもろいはなぞちゃんと温泉に行く夢見たよ。もう一度だけなぞちゃんに会いたいってずっと思ってたから夢に出てきてくれたのかな?
そして、宮内旅館から年賀状来てたよ。なぞちゃんの家にも届いたのかな?
それから、温泉の師匠おとうさんから電話もらったよ。温泉の話に花が咲いて2時間も話したよ。金花湯のYouTube何度も見てくれて泣いてくれたんやって。
で、おとうさんに会いに行こうと思っったんやけど・・・
レンタカーも無いし。
それでも、行こうとしたら
来なくていいから、もうそっとしていて欲しいっておとうさんに言われちゃった。
で、さっきメール送りました。
おとうさん
指宿 村之湯温泉
鹿児島県指宿市の 開聞温泉
後1週とか言わんといて。おもろいと温泉の話しような。
「金花湯」は古川さんとの思い出がいっぱいの野湯でしたが、おとうさんが
「おもろいさん、マニアならそろそろ金花湯を目指してください!」
と言ってくれたから。「金花湯」そんな野湯があることさえ知らなかったおもろいに、おとうさんが「行け!」とゆーてくれたからこそ金花湯を目指そうと思うことができました。日本一到達困難といわれる野湯「金花湯」
温泉マニアなら誰もが憧れる野湯ですが、到達するにはとても困難な野湯です。
ですが、温泉の師匠おとうさん、北海道のHさん、その他カメラマンさんや皆様のおかげで憧れの野湯にたどり着くことができました。そんなこんなで思い出いっぱいの「金花湯」ですが、おもろいが「金花湯」の存在を本格的に知ったのは2年半前の6月くらいでした。和歌山で知り合った、温泉の師匠の「おとうさん」に「おもろいさん、マニアならそろそろ金花湯を目指してください。」そう言われたから。安易に考えていたおもろいは、カメラマンの「なぞちゃん」に「和歌山のおとうさんに金花湯に行けって言われたから、行こ~!」そう話すと「俺も行きたいけど、秘湯過ぎて無理や・・・」そんな返事が返ってきました。バイクの免許を持たないおもろいは、当初レンタルのママチャリで金花湯に行こうとしていましたが、調べれば調べるほど無謀な計画だったことを思い知らされました。
それでも、諦めることが出来なかったおもろいは、おもろいのやってるFacebookのグループ「おもろい温泉と愉快な仲間たち」のメンバーHさんに相談しました。メンバーは(当時)総勢700人もいました。Hさんはおもろい仲間のメンバーだけど、金花湯のコメントを1度だけくれたことがあるだけの、おもろいとはそんなにも親しくない方でした。なのにHさんはおもろいの相談に親身に乗ってくださり、おもろいを金花湯に連れて行ってくれるとおっしゃってくださいました。が、喜んだのも束の間、台風が接近したり、そのせいでお天気が安定せず雨の予報になったり・・・何度も何度も諦めさせられました。「金花湯」はもちろん感動的な野湯ですが、こちらの断崖絶壁の浴槽も素敵でした。析出物で出来た浴槽は時が経つにつれ析出物でドンドン小さくなっているらしいです。この崖の上に金花湯の断崖絶壁の浴槽があります。それにしても、素晴らしい石灰華!
どれだけの年月をかけて出来上がったのだろう・・・ここは鳳凰の湯 鳳凰の湯はこの岩の上に出来た石灰華をくりぬいた浴槽です。高さは、水面から3メートルほどあります。すごいでしょ。湯口はちょうどおもろいの腰かけてる右手の辺りに腕まで入るくらいの長い穴があって、その穴から少し熱め目の源泉が空気に触れない状態で湧き出ていました。湯の花が舞う新鮮なお湯に浸かっりながら、目の前の滝つぼと水の流れる音に癒されながら、帰るのが名残惜しいと眺めを目に焼き付けている所です。
YouTube編集しなおしてあっぷしました。YouTubeの最後に載せてるメッセージは師匠のおとうさんがおもろいに送ってくださったメッセージです。
是非読んでくださいね!