過去の記事ですがリニューアルアップしたいと思います。
島根県の美郷町にあるひなびた温泉地、湯抱温泉にやってきました。こちらは湯抱温泉 中村旅館。中村旅館は大正5年創業の老舗旅館です。「こんにちは~」と声を掛けると、女将さんがお出迎えしてくれました。12時半前。ちょうどお昼時なので早速、お座敷にて昼食をいただきました。
日帰り温泉+ランチ 当時¥2,850→(税込)現在は3000円(税込)
(2名様以上、基本11時~13時の2時間で可、要問合せ・要予約・温泉のみの利用はなし)内容は、 天ぷらの盛り合わせにお蕎麦がついたセットです。小鉢にはネバネバのモロヘイヤのおひたしや、血液サラサラの玉ねぎの酢漬けなどが含まれていて夏ばてをしないようにという心遣いなんだそう。日帰りランチを予約したのは日曜日なのに、キャンセルが出たとかでたまたま空いてましたがタイミングが合わないとなかなか予約がとれないようです。実は最初、ここで泊まろうと思ったのですが次の日は月曜日なのに予約でいっぱい。(多分、1組しか受付ていない様子)で、泊まったお客さんは一年後の予約をして帰っていく人もいるとのことで、なかなか予約が取れないみたいです。浴室まで女将さんが案内してくださいました。浴室は一つ。しかも内湯がひとつだけ。なので男女交互で入る形になります。じゃ~ん!浴室に入った瞬間、油臭のようなものが感じられました。そして次に目を引いたのは、床の析出物。まさに 天然の芸術品!ガチガチに固まっています。 右端の湯船から溢れる辺りの析出物が一番面白くって、はっきりとした千枚田になっています。千枚田で尻湯ができるほどなんです♪左端の浴槽の淵から溢れ出る辺りの析出物もウロコのようになっていて綺麗でした。それにしても、長年の湧出物でできた千枚田には見惚れるばかりです。 泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 温度:30.6度女将が外からお湯加減を聞いてくださいます。とにかくたくさん冷たいそのままの源泉を投入してくださいと答えるおもろいでしたがそれにしても、それぞれのお客に湯加減を合わせ薪をくべる・・・だからこそ受入にも限りがあるという訳です。源泉のみ炭酸のシュワシュワ感あり。味は塩味です。後で女将に聞いたのですが、湯船はひょうたん形なんだそうです。確かにこうして見るとひょうたんの形をしていますね!そのとき何故左端に穴が開いてるの?って尋ねたら、穴はひょうたんのヘタの部分なんだそうです。何となく納得~! 湯上りは再びお座敷で珈琲をいただきました。源泉をたくさん投入してもらってぬる目のお湯に浸かりましたが額にはうっすら汗。塩の湯でしたが、不思議な事に湯上り後はべたべたしてなかったです。最後に記念撮影していただきました♪📷
お見送りの時は、ナビに次の目的地を入れる間も待っていただき、車が見えなくなるまでずっとお見送りしてくださっていました。
湯抱温泉 「中村旅館」
住所:島根県邑智郡美郷町湯抱315-3
電話:0855-75-1250