2017年8月の記事になります。下諏訪町の、「毒沢鉱泉 宮乃湯旅館」に来ました。実はこの毒沢鉱泉も、武田信玄の隠し湯の一つと言われています。そして、人々を寄せ付けないよう、わざと「毒沢」という名で呼んだそう。事前に電話連絡していたので女将さん自らお出迎えしてくださいました。女将に案内してもらい、色々話しながら浴室に向かいます。亡くなったご主人は、元養護学校の先生をなさっていたそうで、そのご主人の考えにより、宮の湯は25年以上前から完全パリアフリーだそうです。こちらが、女湯です。女湯に入浴する前に女将に案内してもらったのはこの日の男湯の檜の湯。見た目めちゃええ感じですね~こちらが女湯の脱衣場です。女湯のテラスの湯。見た目はとても残念だったテラスの湯ですが、入ってみて正解!マニアの私にはこっちでよかったと確信できました!ところで、手作りの手すりがたくさん設置されていますね。バリアフリーといい、手すりと言い、亡くなられたご主人の意向を守ってらしゃいますね!なるほど。このあたりがテラスの湯って感じがしますね~とってもB級チックで、おもろいはこういうの好きです。弱金気臭と酸味がかったエグ味のある源泉を飲むことができます。鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉) 源泉温度4.2度
緑ばんを含む強酸明礬泉で殺菌力も強いそう。こちらの浴槽は適温で少し消毒の臭いがしました。中泥濁りの湯が満たされていて循環で使われています。スイッチをおすとジェット水流のブクブクが出ます。こちらの浴槽は少し低めの温度でした。左側にはサウナがあり、サウナバスと書かれた水風呂の浴槽はタダの水風呂ではありません。な、ナント源泉浴槽になっていました!ということもあり、やっぱりB級チックなテラスの湯で良かった♪と思うのでした。ほとんど濁りのない冷たい源泉はpH3.0の源泉が溜められていて、気合をいれないと浸かることはできません。息を止め静かに浸かります。ゆっくり、ゆっくり・・・思わず「くぅ~」と声を漏らしながらも肩まで浸かることができました。
毒沢鉱泉 宮乃湯旅館
所 在 地:長野県諏訪郡下諏訪町星が丘1877
電 話:0266-28-3888
入浴料金:大人750円