昨年のちょうど今頃、東北でお泊りしたお宿は【日本秘湯を守る宿】新高湯温泉 吾妻屋旅館 でした。 吾妻屋旅館は旅館のサイト等で“山奥”にあることを強調しているのですが、旅館の前まで車で入れることもあり、到着したときはそれほど山奥という感じはしませんでした。それに、姥湯温泉と比べればマシかな?なんて思いましたしね!(笑)標高が1126メートルの場所にあるので、5月31日とはいえ寒くて夜はストーブをつけないと眠れませんでした。この日は体調がイマイチで温泉に入る元気もなく朝までずっと寝ていました。
体調が悪くてもご飯はちゃんと食べましたよ~
おもろいは、夕食をちょっと少なめスマートコースにしていました。
内容は、地元の山菜や手造りこんにゃくなど素朴な田舎料理中心でした。でもね、ちょっと少なめコースでも、お造りと焼き魚が付いていました。お造りはニジマスで、とろっとした柔らかい身が特徴的で清らかな水で育った岩魚の塩焼きは、塩加減が絶妙で身がホクホクでした♪湯友はA4ランクの米沢牛のサーロインステーキを別注文していました。一切れ頂きましたが、そりゃもう美味しいに決まってますよね!朝になり、たっぷり寝て元気になったおもろいは朝風呂に入りました。
まずは、吾妻屋旅館の内湯 檜風呂から
泉質: 含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉(石膏硫化水素泉)
お湯が出るカランが源泉なのはよくあるのですが、ひとつだけあるシャワー
が源泉でしかも「源泉射和」と書かれているのがちょっとおもろかったです。
吾妻屋旅館に宿泊する醍醐味は、6種の湯めぐりが楽しめることです。
どのお風呂も100%源泉かけ流しで、だいたいは24時間利用が可能でした。次に、貸切大樹風呂をご紹介致しましょう!貸切大樹風呂は、玄関横にある貸し切りのお風呂で、2〜3人用で吾妻屋旅館で唯一貸切りで利用ができるお風呂なんです。
入口には、標高1126mであることを示す看板が掛かっています。
入り口の札を入浴中にして入ります。泉質: 含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉(石膏硫化水素泉)
泉温: 55.6℃ pH: 7.0
貸切大樹風呂は(「にごり源泉いいふろ」が正式名称?)濁り湯の源泉を独立したラインで(別源泉)引き湯したお湯で条件によっては、お湯の色が濁り湯っぽくなることもあるそうですがこの日はあまり濁っていませんでした。
明日は吾妻屋の他の露天風呂をご紹介したいと思います。