もう、4年前の記事になりますがリニューアルアップしてみようと思います。奈良県の東吉野村の山奥に、国道166号線沿いの枝道のガタガタ道をしばらく走ると、炭酸ガスで噴出する間欠泉があります。いきなり目に飛び込んで来たのが、妙な色の石柱。実はコレ、鉱泉の析出物の塔なんです!こうやって横に立つと大きさがよくわかりますね!それが流れ出し、茶色い石塔のようになっているんです。石化した温泉成分が蓄積されたその様は、まるで芸術作品のようこちらが湯口です。塔からシワジワと湧いてきています。高濃度なので口に含むと独特の鉄臭さとえぐみと炭酸泉のシュワシュワ感がします。湧出時の温度は13.5℃なので、温泉ではなく“冷鉱泉”です。泉質:含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物 炭酸水素塩泉こちらは、おもろい温泉と愉快な仲間たちのメンバーさんが最近撮影してこられた写真です。フェンスで覆われてしまいましたね。あともう一つ、フェンスで囲われた所があります。 ここの源泉からは温泉水をくみ取って販売しているそうで、囲いが無ければ衛生的に問題があるそうなので保健所の指導により囲いをしているそうです。 近づくとこんな感じ。この温泉は日本に3箇所しかないとても珍しい炭酸ガスの間欠泉だそうな。すごい炭酸でシュワシュワピチピチしています。通常はフェンスで囲まれていて近づくことは出来ませんが、この日はオーナー同伴の元見学しているので、もちろんフェンスの鍵は開いています。30分おきぐらいにブクブクゴボゴボ噴出しているそうです。その源泉をオーナ自らが汲んでくれてました♪下に降りて上を見上げ撮影すると、源泉が川に落ちて土手を茶色く染め、折出物が千枚田のようになっています。