2月の秋田といえば、どこでも雪が積もってて当たり前だと思っていましたが、ここ男鹿半島ではめったに雪は積もらないらしいんです。が、当日その予想を裏切って雪景色になりました♪※この写真がA4カレンダーの表紙に使われています。「なまはげ館 」に行きました。こちらは、 なまはげの衣装を身に着けて写真撮影ができる「なまはげ変身コーナー」です♪ずらりと並んだナマハゲは110体!各地域のなまはげが大集合した展示は圧巻でした。ここ伝承館では、大晦日のなまはげ行事の再現を見ることができます。先立の合図を確認すると、ナマハゲにはウオー!という奇声をあげながら乱入してきます。
「ナマケモノの匂いがするぞ!」「ナマケモノはいねーが!」などと、荒荒しい奇声を上げながら畳の上を歩き回ります。そんなこんなで、午後4時に本日のお宿「なまはげの湯 元湯 雄山閣」に到着♪玄関へ入るとさっそく大きななまはげのお面がお出迎え♪部屋に荷物を置いて取り急ぎ食事処へ・・・
なんとなまはげ祭り参加の為にこの日の夕食は午後4時からでした (;^ω^)
お椀はあんぶら餅って男鹿の方言でジャガイモの事でジャガイモで出来たお餅が
お椀に入っていました。
郷土料理ですが男鹿温泉で食べれるのは雄山閣だけらしいです。
普通のお餅とは違った食感で美味しかったです。
メイン料理の石焼鍋です。男鹿の漁師料理が起源の料理です。
石鍋はその昔、男鹿の荒磯で木舟を操る漁師たちは、獲った魚や海藻、ネギなどを水を張った桶に入れ、そこに船内の火道具(火鉢)の炭火で真っ赤になるまで熱した小石を次々に放り込んで一気に煮込み、味噌を加えて調味したものを昼食として食べていたそうです。
真っ赤になるまで焼いた溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)という男鹿の石を、新鮮な魚介と汁を入れた木桶に投げ込み、短時間で一気に加熱します。 お客様もどうぞって言ってくれたので早速おもろいも実演に参加。
真っ赤に焼けた石を桶に入れると凄い湯けむりが立ちます。豪快です!なまはげ踊りで場所を確保できそうにもなかったので、太鼓優先に並び前から2列目をGETしました。なまはげに扮した奏者だけに、見ごたえ抜群でした。照明にも凝っていて、独特の世界観がありひき込まれました。「なまはげ下山」の後は、会場になまはげが乱入し境内を暴れ回る『里のなまはげ乱入』となります。おもろいはなまはげの格好をしているので「お前!なまはげ~!!」となまはげに怒られて3度も連れ去られてしまいました(笑) 「泣ぐ子はいね~がー」「怠け者はいねが!!」と恐ろしい仮面と藁(ワラ)の衣装をまとったナマハゲですが、サービス満点でポーズを決めてツーショット写真を撮ってくれました♪なまはげ祭りから帰って来て待望の入浴です♪冷えた体を温泉でゆっくり温めます。プシューッ!!!!なまはげの口から凄い音と共に、お湯が勢い良く噴き出します。
こんなおもろい温泉見たことない!♪底に沈んだ白い石灰質の沈殿を手ですくってみました。
泉質:ナトリウムー塩化物泉、泉温:55℃、pH:7.2
自家源泉のお湯は、加水、加温なし源泉掛け流しです♪翌朝出発前に男湯でカレンダーの撮影をさせていただきました。 露天風呂は屋根付きで半露天になっています。こちらの写真が卓上カレンダーに採用されています。こちらの湯口も内湯同様にシュゴーーっと音を立てながら断続的にお湯が噴出しています。そして、浴槽の周りはびっしりと折出物が付着していました。間欠泉!?と思うほど、湯口からは 温泉が不規則ながら止まる事なく噴き出し続けています。でも、思ったより高温で最初この湯口から噴き出した源泉が体に掛かったときは熱くてひるんでしまいました。 ※こちらの写真はA4の壁掛けタイプのカレンダーに採用されています。おもろいでしょ?(笑)
秋田県男鹿温泉郷
なまはげの湯 元湯雄山閣
〒010-0687 秋田県男鹿市北浦湯本字草木原52
TEL 0185-33-3121