朝風呂は7時からです。7時10分前にお風呂が沸いたことを知らせてくれました。
浴室に入ると何という事でしょう!水面にビッシリ膜と泡が!!温泉成分のカルシウム分が析出してできた結晶膜で湯の表面を覆いつくしています。すばらしい!
マニアのおもろいにとって、この膜をバリバリっと割って入るのはなんとも幸せな限りです。朝一番風呂に入る者の特権です♪
朝風呂の後は朝食です。夕食と同じくロビー脇の部屋で食事をしました。
昨日もだったけど、やっぱりチョットご飯がやわらかいかな?
どうですか?ちょっと質素な感じもしますが、これだけあれば十分ですね!なにせ、1泊2食付き税込み7500円なんですから。
この魚なんだろう・・・もしかして、サメかな?
で、朝食後支度をしてチェックアウトしたのですが最後に「池田ラジウム鉱泉」源泉をご紹介したいと思います。一番最初にもご説明しましたがこちらは玄関前の飲泉場で3号泉です。3号泉飲用に適しており、胃腸病に効くとのことです。
でね、ラジウム泉世界最強クラスの8号泉がどこにあるのか結局わからなかったんだけど、あとで調べたらここでした!それにしても、帰りがけ源泉を見せてくださいと宿の方にお願いするとご自由にどうぞと言われ、訳も分からず言われた場所を撮影しました。この洞窟は『間歩(まぶ)』と呼ばれているかつての銀山の坑口なんだそうです。
中は照明などなく真っ暗でひんやりしています。中を覗き込んでみると・・・
すごいっ!!!源泉が満たされていました。ここが世界最強クラスであるラジウム鉱泉の源泉だったとはこの時は全く知りませんでした。家に帰って調べ、今更ながら感動しているという訳です。池田ラジウム鉱泉のラジウム含有量は、なんと世界一を誇る6,460マッヘ(昭和14年調査)。日本では2位の山梨県増富ラジウム温泉49号泉(730マッヘ)の約9倍と、驚異的な含有量です。あと、この8号泉は隣接する特別養護老人ホーム「さわらび苑」でリハビリなどのために利用されているらしいです。
奥にもう一つ入り口が木製の扉の間歩がありましたので訳も分からず、こちらも見学させていただきました。
枡の上にはなぜか一升瓶が並べてありました。これらは源泉を汲むためのものなのでしょうか?
中は想像以上に小さく天井も低く、かがまなければ入れません。中は当然真っ暗。
驚いたことにこの場所に椅子を持ち込んで、中でラドンを吸うことによって湯治をする人もいるそうです。決して快適とは言えない場所でありますが、病で療養に来ている人はやはり必死なのでしょうね!