山水館信濃に行ってきました。ここに来たのには理由があります。乗鞍と言えばあの白濁りの「のりくら源泉」が有名ですが、乗鞍にはそれ以外にもあと3種類の源泉があるんです。そのうちの一つ、「わさび沢源泉」を持っているここ山水館に入っておきたかったからです。※この記事は2年前のリニューアル記事です。電話で確認してからお越しくださいとのことでした。受付でで日帰り入浴料540円支払いました。入口にある囲炉裏は、見た目にもめちゃ落ち着きます。左が男湯、右が女湯です。ちなみに奥の扉が貸切風呂です。脱衣所は防水の畳敷きで綺麗に清掃されていました。
この宿の風呂の源泉は2種類。硫黄成分たっぷりの乗鞍高原の湯(内風呂)と、露天風呂は、炭酸塩泉(鉱泉)のわさび沢の湯が楽しめます。※現在はわさび沢源泉は取り扱いしていないそうです。ちょっと青みがかったミルキー乳白色のお湯が、目にも眩しい内湯です。内湯は有名な乗鞍源泉。
泉質:単純硫黄泉 PHは3.2の強酸性 源泉温度46.4度
完全無欠のタマゴ臭硫黄泉はお肌の殺菌作用が強いらしい・・・お湯はもったいないほど掛け流されていて、このように成分が固まっていました。こちらは乗鞍のわざび沢という渓流付近から噴出している温泉で
この源泉を引いている施設はごくわずか(このあたりでは2,3軒のみ)
なので、山水館の露天風呂の温泉はかなり貴重な温泉なのです。公社がわさび沢源泉の取り扱い自体をやめてしまったので今は内湯と同じ濁り湯なんだそう。泉質:カルシウム、マグネシウムー炭酸水素塩冷鉱泉鉄泉(露天)
PHは6.9源泉温度が22.1度と低い為、加温循環しています。※今は濁り湯です。湯船の底にはわさび色の湯の花が溜まっていました。元々の源泉は無色透明なのですが、お湯の色は日によって色が変化するそうです。この日は、少しグレーっぽく極薄く白濁をしていました。
浴感は特になく、さっぱりしたお湯でした。※再びわさび沢源泉に浸かりたいと思いましたが残念ながら今はもうどこに行っても入れないそうです。
山水館 信濃
長野県松本市安曇鈴蘭4298-6
0263-93-2301