阿久根駅にやってきました。
まずは、駅の中に入る前に駅の横に展示してある“阿久根のブルートレイン” をご紹介しましょう!この車両は、2008年3月のダイヤ改正で姿を消した九州ブルートレインの車両で、寝台特急「なは」として使われていたものです。最終期には京都~熊本間を結んでいました。引退後、NPO法人の方々によって2両の車両が引き取られて阿久根駅の横に設置。2009年より寝台車を利用した宿泊施設。ライダーハウス“あくねツーリングSTAYtion”という名で 第二の余生を送る事になりました。だけど それも長く続かなくて、財政面の問題で経営が難しくなり 運営していたNPO法人が解散。それに伴い 2014年には閉鎖される事になりました。閉鎖後の車両は阿久根駅の横で放置状態。現在に至っています。
先頭車両のB寝台二人用個室「デュエット」(オハネフ25 2209)現存するデュエットの車両としては、この車両だけなんでめっちゃ貴重なんだそう!ちなみに、阿久根のブルートレインは四国のうどん屋さんで鉄道愛好家の方に引き取られることが既に決まっているそうです。
肥薩おれんじ鉄道阿久根駅はクルーズトレイン「ななつ星in九州」や観光列車「おれんじ食堂」を手がけた工業デザイナー水戸岡鋭治さんのデザインにより、「にぎわい交流館阿久根駅」として平成26年5月3日にリニューアルしました。
それでは、ここからは駅の中をご紹介いたしましょう!
入場券を買います。電車がきてるので焦ってどれを買っていいのか分からない!
結局、ここで買いました。とても親切に色々教えてくださいました。
看板にもボンタンが。
とりあえず、顔を入れてみました。
駅に着くと、ちょうどおれんじ食堂の列車が止まっていました。おれんじ食堂は、食堂は食堂でも列車の食堂です。薩摩おれんじ鉄道が運営する走る食堂です。
薩摩おれんじ鉄道は熊本の新八代から鹿児島の出水までを走る第三セクターの列車です。海沿いをのんびりと走る、地元の方向けのローカル路線です。この列車は、7月の雨で一部区間が不通になり、この食堂も短縮運転でしたが11月から全線再開、この食堂コースも元通りになりました♪
写真はホームページからお借りしたものですが車内でどんなものが食べれるのか一例をご紹介致しましょう。3便 サンセット【提供店:薩摩川内市 ル・プレジール】(冬ダイヤ:2020年9月1日~2021年3月上旬)
- 大人:21,000円
- 小人:14,000円
★現在、GOTOキャンペーン適用の旅行商品として2便スペシャルランチをご利用できるそうですが、それにしても高いなぁ。貧乏人のおもろいには手も足も出ません(泣)デザートでしょうね! 準備されてるところを写真に撮らせていただきました。
反対側のホームからも撮影してみました。
と、そのときやってきましたのは「くまモン」をテーマにしたラッピング列車3号!
ラッピング列車は八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道で運行されています。
めちゃ可愛い!❤このほかにもラッピング列車は1号、2号とあります。今度熊本に行く予定があるので1号、2号も見てみたいです。
おれんじ食堂とラッピング列車3号がすれ違う瞬間が見れてはしゃぐおもろいです。
駅のホームにはぼんたんの木が植えてあって、もうすぐ食べごろ♪
食べてはいけないので、撮影だけさせてもらいました。明日は、このぼんたんを使った阿久根らしい温泉をご紹介したいと思います♪