幻の温泉「御釜湾海中温泉（みかわわんかいちゅうおんせん）」

「おもろい温泉誕生日オフ！」このオフのメインともいうべきイベントが式根島に到着するや否やすぐにやってきました！

崖下の岩場から湧出する海中温泉に行くには、 「大潮」「干潮」「波が穏やか」「好天」のすべての条件が揃った時のみで、しかも漁船をチャーターして近くまで行ってもらい、あとは自力で泳いアタックします。

以上のことから、御釜湾海中温泉は年に数回しか行くことができない幻の温泉といわれています。釣り船をチャーターしないと行けない温泉なので、四方八方手を尽くして、漁船をチャーターすることが出来ました。さて、準備が整いました。いざ、出航です！とても気さくでいい漁師さんに出会うことが出来ましたので、観光案内も兼ねて海中温泉まで連れて行ってくださってます。写真は「人面岩」モアイ像に似てますね！こちらは「地鉈温泉」途中で寄ってくれました。徒歩だと270～300段くらいの階段降りたり登ったりして行かなくちゃいけないのですが、船に乗って海からアプローチすると楽に行けます。到着がもう少し早ければよかったのですが、適温を過ぎて熱かったです。４５℃はあるだろうお湯に頑張って浸かってみました！

「地鉈温泉」は明治以前は下る道がなく、 入浴するには海側から船で来ないと行けなかったそうですが、船から行けた事がかえって良かったです♪
ダイビングスポットだそうで魚を見に行くところですが、こんなに派手に飛び込んじゃったら魚が逃げちゃうよ。
トローリングという船を走らせながら擬餌餌(ぎじえ)を引く漁方の魚釣りを体験させてもらいました。この時はカンパチを狙っていましたが残念ながら釣れませんでした。
漁師さんからのサービスで、凍らせたカルピスとハチミツレモンを「金ノコ」で切ってシャーベットにして船の上でブレイクタイム♪シャーベットを船の上でなく、海の上で食べてるブルーのおっさん（笑）ウミガメが見てみたい！そんなおもろいのリクエストを漁師さんが叶えてくださいました♪すぐ手の届きそうな水面までウミガメちゃんが上がってきてくれたのでこんなにはっきりと撮影ができたんですよ♪台風の影響で前日まで穏やかだった海ですが、こんなにお天気がいいのに波にうねりが出て、簡単には行けない状況になってしましました。３0mほど離れたところに船を停めて、あとは泳いで行きます。まずは泳ぎの達者な2人が偵察に行ってくれました。じゃ～ん！着きました♪夢にまで見た温泉が目の前にあります！！簡単には行けなかった温泉だっただけに、喜びもひとしおです。
奧に写ってるのが源泉です。源泉温度は沸騰直前でしたので90度C以上あると思います。近づいただけでもその熱さが伝わりました。触ると間違えなく火傷しそうです。こんなときは温泉と海水が混ざって適温になっているところを探しましょう。12時が引き潮のピークでしたがこの時既に１２時半を過ぎていましたのでどんどん波が押し寄せてきます。

もっと長く居たかったけど、長くいると危険だし漁師さんも船の上で待ってくれているので滞在時間３０分ほどで船に帰りました。帰りは行きと同じように泳いで船に戻りましたが、おもろいも湯友たちも達成した感動と満足感でいっぱいでした。帰りは、船の操縦体験もさせてくださいましたが、操縦士の運転が下手すぎてちょっと不安になりましたが、それってメガネのせいですよね？（笑）youtu.be