吊り橋を渡ると、いよいよ姥湯温泉桝形屋。枡形屋は、こんな場所によくぞと思うような秘境に建つ一軒宿です。
滑川温泉はまだ少し早かったこうようでしたが、姥湯温泉の紅葉はもっと進んでいました。
駐車場から橋を渡って、入り口まで約5分です。
着きました!さて、橋の手前 から宿の入り口にかけて、十津川村の野猿に似たような物があります。ここは秘湯過ぎる宿。お客さんの荷物や宿の資材はロープウェイのような架線で運ぶのですよ。
姥湯温泉は室町時代の後期、天文2年(1533)に発見されたといわれ、以後470年もの歴史をもつ温泉です。
枡形屋は4月から11月の雪のないシーズンのみしか営業していない宿です。ここで立寄り湯600円をお支払いします。
残念ながら内湯は宿泊者のみなので露天風呂に直行します。露天風呂は3か所あり、源泉に近い、高い位置にある2か所が混浴。
少し下に位置する1か所が女性専用露天風呂。まずは女性専用露天風呂から。5人も入ればいっぱいのこの大きさがちょうどいいんです。あと数日で、もっといい感じに紅葉が色づくかなぁって思いましたが、今頃は真っ盛りでしょうか?
貸し切り状態でした。この日はお天気がイマイチだったので、乳白色のブルーが薄かったです。次は、混浴露天風呂の狭い方、「薬師の湯」に行きましょう!
こちらが薬師の湯です。ところで、枡形屋の裏側には地獄の源泉地帯があり、噴出しているのは6箇所もあるそうです。そのうちの1つを枡形屋へ引き、後の残りは川へ流しているんだそう。何とも、もったいないお話ですよねぇ。
泉質:単純酸性硫黄温泉 :温度 51℃ Ph:2.4
最後に、一番広くて景色のいい「山姥の湯」です。お湯は、少しぬる目で硫黄臭がして、湯の花もちらちらとあって、ピリピリせず柔らかいお湯でした。あと、舐めると酸っぱい味がしました。 ここは、大きな岩山を眺めながら入る温泉は最高でした!
立ち寄り湯
時間:9:30~15:30
料金:大人 600円
姥湯温泉 桝形屋
住所:山形県米沢市大沢姥湯1
TEL.090-7797-5934