まずは恐山への入口の三途の川に到着。三途の川はこの世とあの世を分ける境界の川で渡るとあの世です。青森県は下北半島の恐山にある、恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)にやってきました。ここに来るのは2回目です。ここには参拝者が身を清めるために、無料で開放してくれてる温泉があります。入山料は昨年来た時は500円でしたが、700円に値上がりしていました。入山料を支払えば誰でも入浴可能です。山門を通り抜けると、参道を挟んで両サイドに湯気が登る湯治場があります。右手が薬師湯、左手に冷抜(ひえのゆ)の湯と古滝の湯です。あちこちから、ぼこぼこと音をたてて熱湯が湧いています。辺りは強い硫黄臭がしています。花染の湯は宿坊の裏手の、あまり目立たない場所に ある為か立ち寄る人が少ないです。「花染の湯」は混浴です。恐山に複数ある温泉の中でここ、花染めの湯だけが混浴です。湯小屋には3つに仕切られた細長い長方形の湯船がひとつ。酸性の硫黄泉です。
泉 質:酸性・含硫黄・ナトリウム-カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型) (低張性酸性高温泉)温度:61.5度 PH:2.71
一番向こう側の浴槽が熱いはずなのですが、この日はどの浴槽もそんなに温度が変わらない感じでした。それでは早速入浴します。浸かると、酸性が強いのでピリッとします。昨日虫に刺されたところが沁みました。透明ですが、濃い温泉です。
電話:0175-22-3826
営業期間 5/1~10/31 500円 (恐山入山料)