今日ご紹介する温泉はむつ市が管理する無料開放の露天風呂です。
すぐ近くに「夫婦かっぱの湯」という露天風呂があるので、「元祖かっぱの湯」と名付けられています。
ここ「元祖かっぱの湯」は無料で入浴できます。で、男女で入浴時間が分けられています。以前は混浴の露天風呂でしたが、現在は湯船はひとつなので入浴時間を分けて入浴する形で男女別浴です。
せっかく来たのですが、この日は休業日の水曜日でした。ちょうど係の方がお掃除を終えて出てこられたので、見たり写真を写したりしたいことを話して中に入れてもらいました。
こちらが入り口です。
じゃ~ん!この通りお湯は抜かれた状態でしたが、1センチ程お湯はたまってました。
泉温/59度
画像は下北ナビからお借りしましたのですが、こちらはお湯が貯まってる時の写真です。
湯船にはかっぱの像が有りました。
滅多に来れない温泉なので、記念にツーショット写真を撮影しておきました。
かっぱの湯の由来
貞観(じょうがん)4年(西暦862年)、今から一千百余年の昔、円仁慈覚大師(えんにんじかくだいし)が恐山を開山した後、薬研係留を訪ねることになりました。大使が釜の沢を越え、大畑川をさかのぼって薬研に行く途中で夕暮れになってしまいました。大師は道に迷い、崖から足を踏みはずし、大怪我をしてしまいました。
大師は渾身の力をふりしぼって断崖からはい上がり、川原で体を休め困っていたところ、どこからともなく大きなフキの葉っぱをかぶった一匹の河童が現れました。河童は怪我で苦しんでいる大師を背負っていずこともなく運び去ってしまいました。
翌朝、大師が目を覚ましたところ、体ごと大きなフキの葉っぱに包まれ、露天風呂の中に入れられていました。
そして、不思議なことに、昨日の痛みはすっかり消え失せ、渓谷を渡る夜明けの風もさわやかに、もとの元気な姿に返っていました。
大師はこの奇怪な行為をことのほか喜び、河童の義心に感激して、その温泉を「かっぱの湯」と名づけたといいます。
奥薬研温泉 元祖かっぱの湯
電話番号 0175-34-2111
営業時間 7:00~17:00 男女別利用時間
男性) 7:00~9:00 11:10~13:00 15:10~17:00
(女性) 9:10~11:00 13:10~15:00
休業日
水曜日
11月~3月
※雪の影響により期間が変更する場合があります。