泉質:ナトリウム炭酸水素塩・塩化物令鉱泉(低張性アルカリ性令鉱泉)泉温:19.2℃ Ph:8.5
看板に「おつかれさま いらっしゃいませ」と書かれてますね!でも、見ての通りこの旅館は既に廃業し、廃墟となっています。場所は三重県津市にありました。こちらがその宿の源泉です。温泉は地域の共有財産の温泉を、宿がこの地域に使用料を支払って宿に引き込み使用していたようです。源泉には落ち葉など浮いていてあまりきれいではありませんでしたが、無色透明で手ですくってみるとはっきりした玉子臭がしました。少し舐めてみると玉子味がし、きっといい温泉だったのだろうと思いました。三重県某所あるビニールハウスに来ました。でも、中を覗いても誰も居ないし何も栽培してません・・・かつてこのハウスはでバラの花の栽培を行っていました。きっとこのハウスいっぱいに美しい薔薇が咲き乱れて居たことでしょうが、廃業です。さて、ビニールハウスの片隅にあるこの扉は何でしょうか?お湯の色はうっすらグリーン♪夏場だし、ハウスの中は熱いので冷泉浴をさせていただきました。(約20℃)落差を利用して天井から温泉が浴槽に溜まる仕組みになっていました。温泉は硫黄臭たっぷりで後ですべすべになりました。ただ、このビニールハウスは他事業者さんに引き渡すことが決まっているそうでこれが最後の入浴になってしまいました。最後の最後にご縁がありましたことにめちゃ感謝しています。ここも三重県某所。民家です。ここはお家のお風呂です。源泉温度は高いのですが夕方にならないとタンクに溜まった冷たい温泉が出てくるそうです。ちょっとおねだりして入りたいって言ってみましたがダメって言われたので帰ろうとしたらナント、沸かしてくれました!あのときはほんまにありがとう
ブロ友のモノノフさんが下さったメールの一部を以下に貼り付けておきます。
彼の何日か前の記事で休みの日に16時間も寝ていたと書かれており、今思えば何らかの体調不良の兆しが有ったのかも知れませんが今となりましては...
おもろいさんと同じく温泉をこよなく愛しておられたお仲間を、短い間に二人も亡くされるとはあまりにも理不尽で耐え難い悲しみに沈んでおられる事でしょう。
そのやりきれない思いから解放されるには時間のみが解決出来るのだと思いますが、どうか世を去られたお二方の為にもおもろいさんがいつか気力を取り戻し、誰にも真似の出来ない温泉記事を書き続けて頂けますようモノノフ心静かにひたすらお待ち申し上げております。
ここに慎んでお二方のご冥福をお祈り申し上げます。