ここ洞川温泉の表通りは「行者(ぎょうじゃ)さん通り」と呼ばれていて、木造りの宿が軒を連ねます。今回お邪魔した「花屋徳兵衛」さんは、洞川温泉で一番の老舗なんだそう。
ここで、洞川温泉について簡単に説明させていただきますと、修験道の聖地とされる大峯山(おおみねさん)の入山口にあることから、修験道の修行をする行者(ぎょうじゃ)のための宿場として古くから栄えてきました。大峯山は1300年以上前から現在まで女人禁制で、昔は男性のみが集う場所でしたが、1970年代に温泉が湧出し、今では多くの女性客も訪れています。
まずは男湯から。
こちらは「前鬼(ぜんき)の湯」
修験道の開祖者の役小角とは役行者(えんのうぎょうじゃ)名前を小角(おずぬ)ってお偉い方が大峰山を開祖修験道の産みの親です。役行者の両脇には前鬼・後鬼(ぜんき・ごき)が居て二人の鬼が弟子やったそうな。そのうちの鬼の片割れが写真の前鬼。続いて女湯。
じゃ~ん!こちらは女湯の「後鬼(ごき)の湯」はお庭を眺められる半露天風呂です。鬼はいずれも修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)の弟子です。
男湯の前鬼は斧を持って、 後鬼は水瓶を持ってますがこの二人夫婦やったそぉな。
露天風呂に続くお社。5月中旬頃ツツジが満開になるんだそう。
花屋徳兵衛
TEL 0747-64-0878