今日も過去の記事です。もう、5年以上も前のお話です。景色の写真を見ると思い出す方もおられるのではないかと思います。2016年の4月のことです。入之波(しおのは)温泉地区にやってきました。 入之波(しおのは)温泉「山鳩湯」と言えばマニアならご存じの温泉なんですが、入之波温泉「五色湯」と言えばもう、廃業してしまってることもあって知らない方の方が多いだろうと思います。それに、この建物自体今もあるのかどうかさえ分かりません。「動力操作盤」と書いてあります。ここから温泉を汲み上げているのだと思われます。
いきなりですが、ここは 「かわかみ」という民宿です。当時の湯友に頼んで知り合いに話してもらい、特別に取材させてもらいました。というのもこの地域はほとんどの家に温泉が引かれていて、ここも民宿でありながらお風呂は温泉ということでした。入之波温泉「五色湯」が当時既に廃業(2009年5月6日で閉館)していたので、同じ源泉のお湯に浸かってみたかったのです。鮎がこの辺りの名産ということで時期が春だったので冷凍でしたが、焼いてくださいました。お腹がいっぱいになったら少し動きましょう!ということで、おかみさんが薪で沸かしてくださってる途中のところ、おもろいもやってみたいとお願いしてみました。そうです、こちらのお風呂は薪で沸かしておられるんですよ~♪じゃ~ん!何ということでしょう!!マニア心をそそるこの湯の花に、このお湯の色。泉質は単純温泉らしいけど、入之波温泉「五色湯」に入った方の古いブログの記事を見て、無色透明、無味無臭とインプットされていたおもろいなので随分と驚いたのを今でも覚えています。温泉は源泉なので、析出物や湯の花が沢山ふくまれているのでしょう!湯口にはこのように布が巻き付けてありました。もちろん加水なし、循環なし、薪で加温のみの掛け流しです。
- 民宿 かわかみ
- 住所:奈良県吉野郡川上村大字入之波292-11
- 電話番号:0746-54-0738
- ↑今も営業してるかは不明。