薬師湯は、島根県・温泉津温泉にある世界遺産の温泉で、有名な石見銀山の近くにあります。温泉地としては全国で唯一、重要伝統的建造物保存地区に指定されている温泉津(ゆのつ)日本温泉協会の天然温泉の審査で、山陰で唯一、最高評価「オール5」を受けました。薬師湯は、大正時代に建てられたレトロな洋館。丸い展望サンルームが特徴的です。
入り口は二つありますが中では繋がっています。ガラッと戸を開け中に入ります。それぞれの入り口の間に番台があります。ここで入浴料を払います。
入浴料:・大人450円フロアの中央に2階へ上がる階段があって、その左右に男湯と女湯の入り口があります。脱衣場は、レトロな鍵付きのロッカーに木目がきれいな床板とクリーム色に塗られた壁にはたくさんの掲示物。じゃ~ん!楕円形の浴槽は、縁が温泉成分で盛り上がっています。温泉の色は、季節や時間によって変化するそうですが、この時は緑色っぽく見えました。施設の真後ろで地下2~3mから自然湧出する約46℃の源泉を何も手を加えずそのまま湯船に注いでいます。薬師湯の源泉は1872年浜田大地震で湯柱を上げたため、「震湯」と呼ばれていて、震湯にちなんでナマズと言う事でナマズの湯口です。
源泉は薬師湯の真裏の地下2~3メートルから自然に湧き出ています。ナトリウム・カルシウム一塩化物泉 45.8度 PH6.0 加温加水なし 源泉かけ流し浴室の床は茶色い固形物でデコボコで、 温泉成分の濃さを物語ります。
運よくザ・独泉♪
舐めてみると塩味、鉄味、わずかな炭酸。お湯は熱めなので数分浸かっては上がり、少し休んでから再度入るというのを繰り返すと良いそうです。たしかに、長時間浸かるのは無理な感じの泉質でした。お風呂上がりは、建物の2階の休憩室へ。サンルーフバルコニーが素敵過ぎ♪
屋上はテラスになっていて、温泉津の温泉街が一望できました。
薬師湯 温泉津温泉
住所:島根県大田市温泉津町温泉津
TEL::0855-65-4894
FAX:0855-65-3728
入浴時間:土・日・祝 6:00~21:00
月~金 8:00~21:00