こちらは山口県の下関市。元々は旅館だったというこの温泉、営業中の旗が無ければ全く普通の民家にしか見えませんが、場所は判りにくいですけど歴史は古く、近くのバス停も「王司温泉」となっているんだそう。写真に写ってる突き当りが受付です。
「あのぉ、ここは、温泉ですか?」
「はい、そうですよ!」
300円支払うと手前が女性ですよと教えてくださいました。庭の奥には、小さなプレハブがぽつり。男女ののれんや貼り紙もありませんでした。浴槽内部はこんな感じです。浴室に窓はありません。蒸気を部屋中に溜めてラジウム泉の効能を十分に引き出設計です。熱い湯と冷泉を交互に入って温浴効果を高めるシステム。浴槽はコンクリート作りで 沸かし湯の湯船と29度の源泉がそのまま溜められた小さい源泉浴槽の2つのみ。
浸かりながら見るとこんな感じ。 泉質 :単純弱放射能泉 Ph:7.7 温度:29.6℃
浴感なは大してないんだけど、源泉浴槽の方がより温泉を楽しめます。ラドンは目に見えない温泉効果なので実感は少ないんだけどとてもいい温泉だと思いました。湯上りにちょっとだけ女将さんに案内してもらいました。 プレハブの湯小屋の裏にある源泉の取り出し口です。けっこうな勢いで源泉が湧き出していました♪
王司温泉・清龍館