はるばる大阪から来たことを告げてました。
とても良い方で、そういうことならと許してくださいました。ここは3軒で共同で所有しているいわゆるジモ泉です。
もちろん一般開放はされていません。
有難いですね~ご好意で入浴させて頂くことになりました。どうやらここが源泉のようです、蓋を開けると新鮮なお湯が溢れんばかりに
湧いていました。でも、後から伺うと湯量が足りなくなってきたとかで、
別源泉からも引き湯してるとのこと。
聞いてみないと分からないものだとつくづく思うのでした。小さな湯小屋ですが、このようにちゃんと脱衣場もありました。扉を掛けた瞬間ため息が出ました。
お湯はドバドバで、もったいない位に掛け流されており、
流れ出るお湯の通り道でもある床はこのように赤く染まっていました。
無色透明で、薄目の重炭酸土類泉なんですが炭酸成分は多目です。
鉄の匂いと炭酸の臭いがしました。無色透明のお湯と書きましたがが、ほらこの通り!
お湯の中には鉄分によるオレンジの湯の花が舞っていました。39℃位でしょうか?温めなのでいくらでも入っていられます。入浴後は色々お話をさせていただくことが出来ました。
実はこの温泉、ご主人が自ら掘られた温泉なんだそうです。
この川沿いにも自然湧出で湧いてる箇所があるとか、放置源泉もあの辺りにあるんだよ~って、ホントに色んなことを教えて頂きました。最後にこの猫ちゃんですが、ご主人のネコちゃんで「チロ」と言います。
チロちゃんは、名前を呼ぶと必ず返事をするお利口な猫ちゃんです。
ご主人さんが何度も「チロ~」って呼んで返事をするところを見せてくださいました。そりゃご好意風呂は有難いし嬉しいんだけれど、
こういった何気ないやり取りこそがおもろいのです。