1300年を深呼吸しよう!今が満開!長谷寺の牡丹 - めっちゃおもろい温泉ぷらす
昨日は長谷寺参拝の記事をアップしましたが、 遠方から来られる方は宿泊に便利なお宿をご紹介したいと思います。
長い門前町の中ほどにある湯元の井谷屋は、江戸時代末期の文久元年に創業された老舗旅館です。井谷屋は長谷寺に近く、お寺参りの後に汗を流すために立ち寄るにも便利だし、泊まるにも申し分ない立地です。新旧二つの建物が道を挟んで建っていて、日帰り入浴ができるのは別館(新館)の方です。宿専用の駐車場が近くにあり、入浴の際はここに停めます。こちらが旧館です。ちなみに部屋は両方で30室ほど。遠方にお住まいで、長谷寺の朝の勤行に参加されたい方はこちらに宿泊されるのが便利だと思います。日帰り入浴料金は一人600円です。あと、脱衣場にはロッカーがありませんので、貴重品はフロントで預かってもらいます。井谷屋の廊下には、伊勢講看板がずらりと並びます。
ここ初瀬はその昔、宿場町で伊勢参りに行く時にお宿として使われていた。各地の伊勢講さんがどこに泊まればいいか判る様に目印として使っていたんだそう。
ロビー奥の廊下をくねくねとやや登りぎみにたどり、最後に赤い階段を上って大浴場に向かいます♨
階段を上ってすぐに大浴場に到着しました。宿泊すれば翌朝男女の浴室が入れ替わるそうです。広々としていますね、「牡丹風呂」の脱衣室です。洗面台は3つあり、ドライヤーあり。清潔感がありました。浴室はタイル張りで浴槽が一つあるだけのシンプルな造りです。男女を分けるモザイクガラスの仕切がレトロです。ボタンの絵が描かれてます。だから牡丹風呂なんですね~あと、南側が全面窓になっていることで、浴室はたいへん明るかったです。源泉の温度が低いため、加温してあり、そのため放流式と循環式を併用しています。湯口付近は薄い灰色の析出がありました。洗い場も広々としていて、シャンプー類も完備。泉質; ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉) pH; 8.6
泉温; 20.4℃ 掛け流し循環併用 加温・消毒あり(加水ナシ!!!) お湯は無色透明、無味無臭で、残念ながらこれといった特徴はありませんでした。 男湯は通称「千人風呂」です。まぁ20人まででしょうね!(笑)
井谷屋
電話:0744-47-7012