吹上温泉の中で、奥まった場所にあるのが、老舗の中島温泉旅館です。こちらは創業100年以上の歴史があり、西郷どんが入ったという記録もあるそう。
今回鹿児島に来て、おもろいが是非寄ってみたかったのがこちらです。実はこのお宿、「1日3組限定の温泉宿」らしいんです。なんて贅沢やねん!!しかもお部屋も1組3屋も使えるという贅沢ぶりで、「休憩の部屋」、「就寝の部屋」、「お食事の部屋」と3部屋も用意されているそうです。そんな贅沢なお宿に是非宿泊してみたいのは山々なんだけど、色々あって今回は立ち寄り湯で利用させていただきました。券売機で330円の入浴券を購入し受付に渡しますが、今回はまっとうな温泉を利用させていただき無料で入浴させていただきました♪母屋の中を抜けて奥に進むと、突き当たりが浴室です。日曜の夕方訪問ということもあり、浴室内はなかなかの賑わいでしたので残念ながら一切写真は撮れてません。ということで湯舟の写真は中島温泉旅館さんのフェイスブックからお借り致しました。じゃ~ん!おもろいが是非見てみたかったのがこちらの壁画です。見てください、壁画にはコテ絵というか立体的な亀や松の縁起物が壁一面に描かれていて、まるで浦島太郎の世界観をイメージさせる大きな壁絵です。場所から考えて、この絵は吹上浜をイメージしているのでしょうね!壁画を眺めながらほのぼのとした気持ちで入浴できました♪ちなみに写真の壁画はまだ描かれて間もない時に撮影されたのかな?実際の壁画はヒビが入ってたり一部ペンキが剥がれていたりしていてレトロ感いっぱいでした。
あと、温泉を口に含むと硫黄臭がして玉子味がしました。
泉質:硫黄泉(低張性・アルカリ性・高温泉)、pH 8.9 温度50.1度 で加水・加温をしない源泉かけ流しのお湯は、450年以上の歴史を持つそうです。宿泊者専用貸切湯「西郷どんの湯」宿泊者は21時までなら貸し切りでこちらを利用できるそう。 ところでこの障子の向こう側は湯治用の部屋なんだそうです。昔は、こちら中島温泉旅館さんのように湯治客が泊まれる旅館がこの吹上町にいくつもあったらしいのですが、今では皆、湯治部はやめてしまい中島旅館さんだけが湯治部のしかも自炊宿をやられてるんだそう。「湯治部」がちょっと気になってトイレをかりるついでに「本館1階の湯治部」を見学させていただきました。自炊部はナンと昭和11年当時のままというからステキ!こちら湯治部で宿泊する場合、宿泊費はなんと2780円!だそうです。
まぁ、お安いので貸し切り湯は利用できないとのことです。 鹿児島市内からは、そう遠くない場所にある「中島温泉旅館」でしたが泊まる場合は宿泊料金は離れが1万6820円、本館が1万340円〜(それぞれ別途入湯税+80円が必要)。
中島温泉旅館はこちらの温泉本にも載っています。こちらのチケットを使うと入浴料が半額になりお得です♪