この門の主柱ですがボンベをかたどった飾りをしてるでしょ？ 実はここはある工場の跡だったんです。昔はこの辺りの川沿いに冷泉が自然湧出していて湧出した炭酸泉から炭酸だけを利用してあるものを作っていた工場があったんだって。
この門柱に埋まっているボンベの飾りには、『ヒラノ』と刻印されています。
マニアックなお話なので温泉マニアにしか分からないかも。
川を覗き込むと左手に源泉が湧き出ているのが確認できますね。
以前、川に降りて撮影した動画です。結構出てますよねぇ。
すぐ近くにほら、湧いてる！って、これ湧いてるのじゃなくって源泉のオーバーフローが水路を通り、川に流れてる様子です。湧出地はもう少し先です。
水路に沿って、林の中をどんどん進んで行きますと･･･
５月下旬～６月ここを通ると、辺りは独特の香りでいっぱいなのに気づきます。それはコレ。皆さん、コレなんだか分かりますか？栗の花なんですよ～
この写真は2年ほど前の写真なのですが、この時期、この辺りにいっぱいこの花が咲いていました。
所で、皆さ～ん栗の花って何の臭いに似てるか知ってますか？（笑）
知らない方は調べてみてくださいね！さて、この奥にお目当ての源泉があります。
じゃ～ん！こちらがお目当ての源泉です♪
名付けて、おしっこの源泉です。なぜおしっこの源泉か分かりましたか？
アレにそっくりでしょ？（笑）
おしっこの源泉があったり、栗の花の香りを臭いが充満してたり、おもろいですね～
こちらも以前来た時の写真です。ここには近くを通るたびに何度か来ています。
今回も源泉を触ってみましたが、少し生暖かく感じました。
もう何年も前のですが、こちらはここを発見してすぐのときです。透明な源泉がドバドバですね！写真は、泡付きを撮影しています。画像を大きくして見てくださいね！スゴイ泡付きでしょ？
実測温度２１・3度、シュワシュワ～鉄臭、鉄味ごく薄い塩味、エグミあり。
源泉で水浴びした後は少し沸かしてみました。沸かすと源泉の色が変わります。泡付きも無くなってイマイチですが・・・季節は夏だったので湯温は低めでおよそ35度にしました。
※このあとこの土地の持ち主だったおじさんに出会いました。
おじさんの話によると数年前にこの土地を第三者に売ったそうな。
で、売るにあたってこの源泉の上にあった２ヶ所の源泉井戸のバルブを閉めて埋めたんだって。そしたら、源泉が行き場をなくしたのか数年経ってあちこちから
冷泉が湧き出してるらしいんです。
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