高知県幡多郡、黒潮町にある「伝説の湯」を探しに行ってきました。
あまりにも山奥なので場所が分からず、途方に暮れてしまいました。そんなとき、たまたま道を尋ねたミカン農家の方が親切にも、途中まで軽トラで先導してくださいました。
途中まで先導してくれたにもかかわらず、不安な気持ちは消えません。
道は車1台通るのがやっとの狭い道だし、道しるべはたった1か所これだけでした。
そんなこんなで、やっとたどり着きました!\(^o^)/
「伝説の湯」と書かれた古びた入浴施設「須賀留の湯治場」です。
ここは、海辺に湧く伝説の冷泉を自分で沸かして入る五右衛門風呂なんです。
なんと平家の落人が傷を癒したり、伊能忠敬が休息のため浸かったことがある湯治場らしいです。
中には五右衛門風呂がありました。
『たきものは 海にある』要するに薪の代わりに海岸にある流木を拾い集めておいで。と言う意味です(笑)完全にセルフサービスですね♪
でね、実はここ以前ナニコレ珍百景の「リラックスできない伝説の湯」
として紹介された入浴施設なんですよ~
タンクに溜まっている源泉をホースで五右衛門風呂に流し込みます。
拾ってきた流木に火を点け燃やします。
源泉名:須賀留の湯治場
泉温:19℃、泉質:分析表非掲載・「アルカリ性単純硫黄冷鉱泉」
硫黄の香りがして、少しつるつる感のあるお湯でした。
薪拾いからタンクの冷泉を沸かすまでの作業を全て自分で
行わなければならない伝説のお湯おもろいに決まってますよね!