こちらの記事は初めてカレンダー制作、販売をさせていただいた時の記事です。
今までご皆様におもろいのことを応援していただき、心から嬉しく思っています。
今年もカレンダーの販売をさせていただいているのですが、
あと数冊在庫がございます。今回から数回の記事はその宣伝と、過去のカレンダーがどんなカレンダーだったのかを、みなさんにお伝えしたいのと、私自身も思い出をもう一度ここに記憶と共に残しておきたいので今日から再び今までに制作した
カレンダーの記事をアップさせていただきたいと思います。
八軒のうちの一軒で同温泉郷の中でも最も古くからある温泉宿です。
※この写真が2018年度1月のカレンダーに採用されています。
鶴の湯は通常の客室のほかに、本陣と呼ばれる昔ながらの囲炉裏の部屋があるということなんですが、本陣は5部屋しかないため、
噂によると、1年前から予約しても予約が取れないんだとか。
しかし、今回すごくラッキーなことに直前にキャンセルが出たとのことで
あっけなく予約が取れてしまいました。
本陣は鶴の湯の門をくぐり、すぐ左側に長屋風に並んでいます。
中で部屋が区切られ5部屋あります。私たちの部屋は本陣の3番目でした。
本陣は、藩主の護衛が詰めていたという茅葺き屋根の長屋で約350年前の
たたずまいをそのまま保存した歴史ある宿舎だそうです。
今回奇跡的な縁があって、ここに泊まれることを心から感謝しました。
囲炉裏で炭がおこっていますね。部屋は温か過ぎるほど温かいです。
寒いこの地だからこそのおもてなしですね!
本陣の部屋の雰囲気は情緒があってとても素晴らしいのですが・写真は、引き戸で鍵が無いのでこの突っ張り棒をしておけば鍵の代わりになりますと説明してくださってます。でも、金庫がないので貴重品の管理は大変ですね。なので、備え付けの封筒に貴重品を入れて事務所に預けるようになってます。あと、壁が薄いのでまた隣の声も筒抜け。
ということで、本音を言えば本陣の居心地はあまりよくはありません。 ただ、こういう不便な体験こそが貴重だと思ったし、私にとっておもろいものでした。ちなみに、トイレは現代風につくりかえられていますので、ウォシュレット付きでした。Wi-Fiがあったのも意外で便利と不便のコラボがまた、おもろいと思うのでした。
湯口付近は特に硫黄の香りでいっぱいでした。黒湯の女性専用露天風呂。
鶴の湯本陣での食事は 部屋で 囲炉裏を囲んでのもの。
宿の方が 囲炉裏に火ををおこし そこで 岩魚を焼いてくれます。
宿の方が 囲炉裏に火ををおこし そこで 岩魚を焼いてくれます。
岩魚は 1時間かけて 炭でじりじりと焼きあげます。
囲炉裏の 炭の火が ぱちぱちと燃える音 聞こえませんか?
やはり 楽しみは 囲炉裏で温められた 神代産の山の芋の鍋。
お料理が全て運ばれました。
秘湯ビールを飲みながら、ふんわり焼き立ての岩魚を頂きます♪
地元の清流で採れた岩魚は、囲炉裏端の炭でじっくりと遠赤外線でローストされているので、骨まで食べることができました。
翌朝です。誰も居ない露天風呂です。
鶴の湯:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 源泉温度:39.4℃、PH:7.1
浴槽の底には砂利が敷いてあります。ポコポコポコあちちち・・・
足元湧出、硫黄の香りたっぷり♪青白くお湯が輝いてるように見えました。
素朴なんだけど、じんわりと体にしみこむような朝食でした。
朝食が済むと、チェックアウトの時間が近づいてきます。
名残を惜しみながら帰り支度をしました。
名残を惜しみながら帰り支度をしました。
雪の中に春を見つけました。そうです。1月のカレンダーにしましたが訪問した季節は初春だったんです。どおりで、秋田なのに雪が少ないと感じられたのでは?
乳頭温泉 鶴の湯
TEL:0187-46-2139
2019年のカレンダーは只今絶賛発売中です!↑ カレンダーはA4サイズ1冊1800円送料込み)です。